月別アーカイブ: 2018年5月

トライアル中のロンくん

3月に都内某所で保護されたロンくん、GW中に別の預り様(花菜々ちゃん宅)に移動し、休み開けには里親様のお宅に移動してトライアルを開始しました。
預り様の所にいたのは数日だったにもかかわらず、娘さんはお別れが悲しくて号泣したそうなのでロンくんの魅力たるや、恐るべし。。
その後、里親様が何度か写真と一緒にご報告のメールを下さっています。


移動した直後のロンくん。緊張しているのか、ひたすら落ち着かない様子で牧草を食べまくっていたらしいです。まあ食欲があれば大丈夫よね^^;

 

最初の一週間はケージを開けても出てくれず。。
そんなに引きこもりキャラじゃないんだけど、何をもったいぶっているのかな??
お兄ちゃんたちが気を使って静かにしてくれていたそうなので、逆に出づらかったのかしら。

 

こちらは10日ほど経ってから頂いたお写真です。
毎日お皿を洗ったり、お水を替えたりとマメにお世話をしてくれている上のお兄ちゃんとのツーショット、ロンくんも安心してお任せしているようです。
下のお兄ちゃんも弟ができて大喜び、2人ともロンくんの一挙一動に「かわいい、かわいい」と感動しているそうで、すっかり一家のアイドルになってます。
ロンくんを見習ってお兄ちゃん達もちゃんと顔を洗うようになったとか^^弟の鏡ですね。

 

牧草ボックスに鎮座してドヤるロンくん。こんな仕草が見れるだけでもお兄ちゃんは可愛いと言って喜んでくれてるみたい。ロンくんよりそんなお兄ちゃんが可愛いわ。

 

お名前は「ロンくん」がすっかりなじんでしまったのでそのまま使ってくださるそうです。
縁起が良い名前と思って付けたので引き継いで頂けてとても嬉しいです。
今までは順調とはいえなかったロンくんの兎生だけど、今の家族と出会うためだったと思えば。。結果オーライなのかな。
6月には保管期間が終わるので間もなく正式譲渡になります^o^


【追記6/6】その後、また里親様が写真とご報告をくださいました。前回のメールの翌週くらいから急にケージからよく出てくれるようになったそうです。
「今ではかなりの時間をケージの外で過ごして、うつらうつらしたりもしています。気まぐれですが、呼ぶと来るときもあって、ますますかわいいです。上のお兄ちゃんとは寄ってきたり舐めたりする程、仲良くなりました。」
さすがマメなお世話係のお兄ちゃんは一歩リードしてますね^^下のお兄ちゃんはまだ幼く騒がしいのでちょっと警戒気味のようですが、ご家族との距離がどんどん縮まっているようで嬉しいです。
皆様で末永く素敵なうさぎライフを。

お客様-きんちゃん

今週末お泊りしているのは常連のきんちゃん。
引っ越してお家が少し遠くなったけどまた来てくれて感激です^^

 

寝ているシナモンくんが気になる様子。

 

き「何だかでっかいのがいるわ。。そろりそろり」

 

最初は大きいシナモンくんにちょっと怖じけていたきんちゃんですがすぐに穏やかなのがわかって打ち解けています。

 

き「今回はアタシがトンネル遊びのバリエーションを見せてあげるわ」

 

穴からひょっこりしたり

 

走り抜けるのはもちろん

 

力任せに捻じ曲げたり

 

き「ドスン!ドスン!」破壊してみたり。

 

(こらこら、やめなさいっ)
き「はーい、ゴメンなさ~い!」

 

き「ムヒヒッ怒られちゃった」
怒られても楽しそうな暴れん坊きんちゃんです。

 

トンネルの使いみちいろいろ。そして水を飲むのがヘタッピー。

お客様-らんまるくん

久々に切れ長イケメンのらんまるくんが来てくれました。

 

いつもコミュ力の高い社交派なのに今回はなかなかケージから出てきません。

 

やっと出てきたと思ったら窓際で縮こまっています。

 

ら「だって他のメンバー、見た感じこんなデカイじゃない?」

 

ら「らんまる、ひとたまりもないよ」

 

ら「襲われたらどうしよう~」

 

ら「なんてちゃってね。友だち作りのスキルはうさフェスで鍛えられているのさ」

 

ら「シナモンのお兄さんは反応が薄いなあ」

 

ら「しょうがないから一人で遊ぶもん」

 

でも一通り遊ぶとまた窓際でまったり落ち着いてしまいました。涼しくて気持ちいいのかもね。

 

今日は大人しめのらんまるくん。

シナモンくんの面会

先週末にはシナモンくんのママさんが面会に来て下さいました。
寝起きみたいな顔ですがこれでもワクワクして待っているのです。

 

久々の再会にママさんはとても嬉しそう。
大きなシナモンくんを器用に抱っこしていました。さすがに上手ですね。

 

シナモンくんはお姫様抱っこも余裕の大人しい子なのです。
うさぎカフェ出身だからか、ママだから安心しているのかな?

 

シナモンくんも嬉しいのか顎をスリスリしてママに甘えます。

 

2人とも存分にスキンシップをとっていました。

 

うっとりするシナモンくん。こんな緩んだ表情は私にはなかなか見せてくれません。

 

ママが帰ってしまった後はちょっと落ち込んでいるシナモンくん。
最初と同じ顔だって? チッチッ、それを言っちゃあねえ。。

 

また来てくれるから楽しみに待っていようね。

 

シナモンくんの男前な食べっぷりは見ていて気持ちいいのです^^

何歩先行く? スイスの動物福祉法


今年の初め頃にニュースで見た方も多いと思いますが、1月にスイスで「生きたままのロブスターを茹でててはいけない」という法律が成立しました。
「ロブスターは痛みを感じる高度な神経系を持っている」と言われる研究結果を踏まえて、今後は茹でる前に即死させるか、電気ショックなどで失神させてから調理しなければなりません。
今回の法改正ではその他にも、ロブスター以外の甲殻類も生きた状態での氷漬けは禁止され、海水につけたまま運送や保管をしなければならなくなりました。
内陸のスイスに海水ごと運ぶのは、コストがかさみそうだし鮮度も微妙そう。。
そもそもスイスは1991年から鶏のバタリーケージを禁止している、動物愛護では何かと進んだ国なのです。

スイスの動物福祉と権利法では2008年からブタやモルモット、インコ、金魚などの単頭飼育が禁止されています。もともと集団生活する動物なのに、仲間と関わらせてあげないのは適正飼養ではないというわけです。
でも、もしモルモットを2匹飼ってても必ずどちらかが先に死んでしまいますね。そんなときのためにスイスにはモルモットの貸出業者まであるのです。

その他にも
・フックを使った釣りをする人は人道的な方法で釣るための(?)有料講習を受けなければならない。当然キャッチアンドリリースや生き餌は禁止です。
・犬のオーナーは犬の行動・心理についてそれぞれ有料講習を受けなければならない。
・病気の金魚は化学物質で安楽死させなければならない。
と様々な動物愛好家の意見が反映されているのが推測できます。

もちろん、実際ペットを飼っている家が一軒ずつチェックされることはないので、努力義務的な感じだと思いますが、モルモットやインコにとって孤独がストレスになるのだ、と国民に周知されるだけでも動物への理解が深まりますね。

日本の動物愛護法では魚類は対象になっていませんし、住宅事情もあって実現が難しいものもありますが、いずれ動物福祉の水準が上がってくれば、踊り食いなどは当然ながら、いつかアサリの酒蒸しも食べられなくなるのかもしれません。(冷静に考えるとアサリも可哀想な気がします)

一方で、スイスの一部の人達は猫の毛皮に触れることでリウマチの痛みが軽減できるといまだに信じていて、国内では数年前まで猫の毛皮のコートや毛布が合法で取引されていたようです。

日本でも未だに犬猫、蛇の皮などで楽器を作っているし(中国等からの輸入ですが。楽器は動物材料のものが結構多い)古くからの伝統は慣れちゃってるので案外見落とされがちなのかも。

「野良猫が猫取り業者に捕獲されて三味線にされている」という都市伝説(?)もあるようですが野良猫は皮に傷がついていて使い物にならないらしいです。
この辺の真偽は不明なのですが。。実際今売ってる三味線はほとんど合皮か犬皮です。
最近はまた和楽器がブームになってきているので、もし何か始めようという方は是非合皮でできた楽器で練習したらいいと思いますよ。
音が違うって? 知らんがな^o^

参考資料(HP)
Switzerland’s Cat-Fur Trade
Swiss law orders pet buddy system
This Country Is Making It Illegal to Boil Live Lobsters

お客様-マロンちゃん

また常連さんのマロンちゃんが来てくれました。

 

一時期は会う度に別人のように成長してましたが一段落したかな。

 

それでもまだ目線は食べ物に行きがちな食いしん坊さん。

 

マ「お、こんなところに山盛りの牧草を発見」

 

マ「ぼんやりシナモンくんが気付かないうちにいただかなくては。しかし食べづらいわ。。」

 

マロンちゃんはどうしても食事シーンが多くなりがちです。
そして満足そうなアヘ顔はちょっとブス。。

 

マ「ちゃんと動いて消費してるのよ」

 

マ「パカラッパカラッ」

 

マ「アタシはどうも手足が長すぎてもつれがちね」

 

マ「太るとソアホックも気になっちゃうもん」

 

マロンちゃん、かかとに優しい座り方ができていてナイスです。

 

マロンちゃんの食べっぷりにシナモンくんも見とれています。

お客様-シナモンくん

GWのお客さんがみんな帰った後で来てくれたのは、はじめましてのお客様。
シナモンくん4歳です。

 

身体が大きく眼光も鋭いコワモテお兄さんですが

 

実は性格は大人しく甘えん坊さん、普段はあまり動きません。

 

食べ物があるときだけは突然の素早い動きが見られます^^

 

シ「これからこのオヤツ牧草をゆっくり楽しむのだ」

 

寝起きに見えますがバッチリ覚醒中ですよ。

 

常時真顔のうさぎの中でもなかなか読み取りづらい表情。。満足いただいてますでしょうか。。

 

シ「おいしゅうございます」

 

残った牧草まできれいに食べて、とてもお行儀のよいシナモンくん。

 

食べ方ものんびりなのでいつまでもオヤツが終わりません。幸せですね。

 

お昼寝と夜中はお部屋にいるのが落ち着くようです。

 

何とも味のあるクセになる顔です。
お家の事情でしばらくお泊まりするのでゆっくり慣れていこうね。

 

大きいシナモンくんに所長も緊張気味。

ロンくん行ってらっしゃい

少し前ですが、3日にはロンくんが別の預かりさんのお家に移動しました。

 

GWでお客さんが多くなってしまったので手伝って頂いたのです。

 

預りさん宅はご近所なので自転車であっという間に到着。
早速お姉ちゃんになでられたり写真撮られたり^^棄てられた割に愛されキャラなのよねえ。

 

預かりさん宅では避妊手術を終えたばかりのさくらちゃんがいました。
ちっちゃいけどお転婆そうな女の子。
里親様を探していますので気になる方はチェックして下さい!

 

ロ「オレがさくらちゃんに里親探しのコツを教えてあげるんだ~」
今週中には里親様宅に移動してトライアル開始です。幸せにね、ロンくん!

 

お客様-マリンちゃん

そしてこちらもおなじみ、気は優しくて力持ちのマリンちゃん。

 

ケージが開くのが待ちきれないといった勢いで飛び出してきます。

 

まずはロンくんにご挨拶。ロンくんもだんだん新人対応が雑になってきました。

 

プッチくんにもはじめまして。温厚コンビです。

 

迫力満点のマリンちゃんが近くに来るとみんなざわつきますが

 

マリンちゃんは騒ぐギャラリーを放置してとぼけた顔。
他のうさぎでは自分と勝負にならないことがわかっているのかもね。

 

この足で蹴られたら人間でも相当なダメージです。

 

髪型が全然整ってませんが細かいことは気にしない、O型でしょうか。

 

たまには気分を変えて、アップにしてあげました。

 

やっぱりいつものおさげの方が可愛いかな。

 

うさぎとは思えない落ち着いたマリンちゃん。話もよく聞いてくれて賢い子です。

 

誰がいてもマイペース。

お客様-ララちゃん

次のお客様は最近よく来てくれている元気おばあちゃんのララちゃんです。

 

もうお泊りにも慣れたものでケージを開けるとすんなり出てきます。

 

今回は他のうさぎさんにも興味を持って交流してくれるようになりました。
初対面のマリンちゃんにも自分からご挨拶。

 

以前はちょっと引いていた顔見知りのロンくんも優しいことが解っているので平気です。

 

カメラの前でキメ顔をする余裕もありますよ。

 

プッチくんは特に気に入ったようでケージの前に行ってよくお話しています。

 

ララちゃんは穏やかなコミュニケーションが合っているようです。

 

うさぎは見た目では年齢がわかりませんが、おばあちゃんと孫くらいのツーショット。

 

おばあちゃんといってもまだ走れるし若々しいララちゃん。

 

ラ「こうして、日々のお肌のケアを怠らないのが若さの秘訣なのよ」

 

ラ「あなたにも。。いつか老いが訪れる~。。」(気を付けま~す^o^;)

 

おばあちゃんと少年の平和なひととき。