所長の健康診断

早いもので2月も終わり、昼間は暖かい日も多くなってきました。
今年の冬は一際寒かったので、お客さん達の体調管理にも高騰する野菜の値段にも悩まされました。

ブン所長も今年の1月で里子に迎えてから丸5年になりました。おそらく6歳~7歳というところかな。

目立った身体の衰えは感じませんが、この冬は今までほとんど使わなかった電気ヒーターの前で毎晩過ごしていたので、ちょっとおばちゃんも冷え性になってきたのかなと思いました。今年は実際寒かったのもありますが。

 


念のため半年に1回くらいは健康診断に行って全身の触診と血液検査を受けています。
女の子なのでプライベートゾーンはお見せできません。
ブ「フフッ、壇蜜ならぬブンミツよ」

 

牧草も昔ほど食べませんが歯もいい状態でした。
3年前に足が痛そうで食欲が落ちるという謎の体調不良をおこした以外ではお医者さんにかかることもなく健康でいてくれて、何よりありがたいことです。

 

 

【2016年と2017年の血液検査結果】を表にして比較してみました。
「考えられる疾患」は病院でもらった検査結果の用紙に書いてあったものを載せています。

赤字=多すぎ  青字=少なすぎ

 

◎血糖値の数値が2年前から改善している\(^o^)/
昨年変更したことといえばペレットを減らした(10g→8g→今は5g)くらいなのでそれが効果があったのかな?(不確定です)
歳のせいか本当に少しずつですが全体の食事量が減っていくので、牧草の量を維持するためにペレットを調整しています。今は4g~5g/日。半量を朝にあげて、夜は残りの10粒くらいを犬のオモチャに入れて遊ばせていますが、少なくなってくると出てこないので飽きてきて大体少し残してます。

私はペレットをあまり信用していないのでなるべく減らしてますが、普通はここまで減らさなくていいと思います。
ただ健康な大人うさぎのペレット量は体重の1%/日を超えないようにして下さい。

 

◎逆に貧血気味なのが進んでいる( ̄Д ̄;)
こちらもペレットが少なすぎて栄養が足りていないのかもしれません。貧血は心臓にも負担がかかるし次回までには改善したいです。鉄分の多い野菜をあげて見ようか。。。ほうれん草をあげる訳にはいかないし、何をあげるのがいいのかな?

以前作った野菜成分表には鉄分に関しては記載しなかったので新たによく食べそうな野菜の鉄分量を日本食品標準成分表のサイトで調べてみました(ほうれん草はあげないで下さいね)。


パセリはカルシウム・シュウ酸という問題要素も含めてダントツでミネラルが豊富ですね。
ただパセリは見た目にかさばって多く見えますが大した量じゃないのであげすぎなければ大丈夫だと思います。

意外なところで小松菜・サラダ菜、水菜がほうれん草以上に鉄分が豊富なのですね。
水菜なんか人間でも鍋の具にすればたくさん食べられるし、特に女の人は鉄分補給によさそう。
そろそろ野菜の値段も落ち着いてきたし、所長と鍋パでもしようかな?

野菜
(100g中)

(mg)
カルシウム
(mg)
シュウ酸
(mg)
アシタバ1.065
オオバ(シソ)1.7230120*
カブ(葉)2.125050
67*
キャベツ0.343100
470*
0**
ケール0.822020
少**
こまつ菜2.817051*
サニーレタス1.866
サラダ菜2.456少**
しゅんぎく1.7120
セリ1.634
セロリ0.239190
ダイコン(葉)3.126045*
チンゲン菜1.110095*
トウミョウ1.07220*
ニンジン(葉)0.992
はくさい0.343
パセリ7.52901700
ほうれん草2.049970
773*
みず菜2.12108**
ルッコラ1.6170
レタス0.319330
5~20**
糸みつば0.947

私を狩りに来る捕食動物ブーン。(音声注意)

参考資料(HP)
第2章 日本食品標準成分表

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