お月様に行ったうさぎさんたち

少し前のことですが、今年に入ってから昨年ご利用頂いたお客様の訃報を2件お受けしました。
家族であるうさぎさんが亡くなってしまったのは悲しいことですが、どちらもお知らせを頂いて優しい気持ちになったのでご紹介します。

1人目は昨年8月に来てくれた13歳のシュシュちゃん
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来た時は既に白内障と後肢の突っ張りで寝たきりの状態でしたが、とても食欲旺盛でしっかりしていて、頑張って首を伸ばしてご飯を食べたり一生懸命毛づくろいする姿が健気でした。
毎朝「生きてるかな~?」とドキドキしながらのぞき込んだのをよく覚えています。

残念ながら夏の終わりに亡くなってしまったそうですが家族みんなで看取ってあげられたとのこと。
シュシュちゃんも安心して旅立つことができてよかったですね。
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今年の4月にママのF様がこんな可愛い貼り絵のイラストが付いたハガキでお知らせ下さいました。
赤ちゃんの頃のシュシュちゃんがモデルだそうです。優しいけどしっかりした顔立ちと柔らかい色や雰囲気がそっくりですね。
F様のシュシュちゃんに対する愛情が伝わってきます。

わざわざお知らせ頂き、しかもこんな素敵な作品を作って下さりとても感激しました。
ありがとうございます、大事にします。
シュシュちゃんはいまだにお客様の中では最高齢記録保持者です。
当分この記録は破られなさそうです!
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そして2人目は10月に来てくれた8歳のはなちゃん
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来た時は元気いっぱい、フローリングを走るのもへっちゃら、私を振り切ってスタスタと廊下に逃げていってしまうくらい足腰もしっかりしていたのですが。。
年明けから体調を崩し、2月の末にママのK様が不在の時に力尽きてしまったそうです。
体調不良になったはなちゃんに強制給餌やマッサージ、手作りのハーブパックなど様々な介護を試したK様、最期に一緒にいてあげられなかったことをとても悔やんでいらっしゃいました。
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はなちゃんが居なくなった事が受け入れられずなかなか遺品を片づける事ができなかったそうですが、3月の終わりに「遺品の介護食や飼育用品を寄付したい」とお知らせのメールを下さいました。

ケージなどの大きいものは残しておいて、いつかまたうさぎと生活したいとおっしゃっていました。
またうさぎを家族に迎えたいと言ってもらえて、はなちゃんはとても喜んでいると思います。
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頂いた大量の介護・飼育グッズから、K様が手を尽くしてお世話されていたのが解ります。
最期までママの愛情をいっぱい受けてはなちゃんは幸せですね。お2人の思い出の詰まった品々は大事に使わせて頂きます。
うさの木を覚えてて素敵な贈り物をして下さったK様、ありがとうございました。


その他、昨年の春に私が某サイトから里親の申込をした高齢うさちゃんのママのF様、3匹のうさちゃんの飼育経験者の高円寺のS様、ケージ等のご寄付を頂きありがとうございました。
(F様のうさちゃんはご友人が預かりをして下さり、その後9月に無事にF様の元に戻って2ヵ月後に亡くなったそうです)

お月様に行ったうさぎさんたち」への2件のフィードバック

  1. レン

    大切な大切な愛する子供が逝ってしまうことはほとんに辛いことですね
    その最後のときを看取ることが出来ずに一人で逝かせてしまうことも辛い。。。( ノω-、)
    あふれる愛情に包まれた子達はお空にのぼり、これからずっとママさん達を見守ってくれますね

    返信
    1. bunchanthebunny 投稿作成者

      いつもありがとうございます。
      看取れなかったことを悔しがる飼い主様に対して気の利いた言葉が浮かびませんでした。。(´Д`;)
      でもいずれの子達も家族に愛されて幸せな生涯を過ごして。。そんな話を聞くと嬉しいですね。

      また会いたいと思うことが一番の供養なのかな。
      チャチャちゃんもいつもレンさんが憶えていてくれるので喜んでいるでしょう。

      返信

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