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最近のブン所長

10月になってお客さんが減り、所長のブンちゃんもすっかりにヒマそうです。

所長も保護されてから約5年、年齢もおそらく6歳~7歳?もう立派な中年うさぎです。

年々少しずつですが、食も細くなってきて、ペレットは半年前より更に減って朝晩3gずつ(6g/1日)。
ハイペット社の「うさぎのきわみ」が好きなので3本と、その他にOXBOWなど数種のペレットを十数粒くらいで3gになります(下の写真)。野菜のニンジンスライスも以前より薄くなってます^^

(先日来てくれた佐羽ちゃんは体格も年齢ともに所長と同じくらい、野菜・ペレットの量もほぼ同じでペレットは1日1回にされているそうです。)


牧草も若い頃みたいに何でもモリモリとは食べてくれません。
夏の間は1番刈りをあまり食べなくなったので、2番刈りとオーツヘイばかりあげていましたが、最近は29年度の新刈り牧草が出てきたのでまた1番刈りもよく食べるようになりました。
それでも昔ほどの量は食べないので、ウンチも若いときと比べると大きさも量も7割くらいになった気がします。

最近何の牧草をあげているのかきかれるのですが、そんなに決まった所で買っているわけではないのです。
参考までに直近で購入したのはこちら。
mt&tストアのホースチモシー(5kg)
牧草市場のオーツヘイ&チモシー2番刈り(500gを計7袋)
専門店ブランドみたいのは高いので買っていません、ていうか買えません^o^

今後、所長が継続してチモシー1番刈りを食べてくれるのならそれに越したことはないのですが、あまり食べなくなってきたら1番刈りにこだわらず、他の好みに合った食べやすい牧草に切り替えてみようと思います。柔らかい牧草でもたくさん食べていれば歯のかみ合わせは保たれますし、年をとると歯の伸びるスピードも落ちてきます。
そして、全体的な食事量は徐々に落ちていくと思うので、牧草の摂取量を減らさないために、ペレットや野菜の量は定期的に見直していこうかなと思っています。

日課の庭んぽで雑草をむさぼる所長。
食べているのは「メヒシバ」というどこにでも生えているイネ科の雑草のようです。生牧草かな?
こんなもの食べているので食事が少ないわりに太っているのでしょう。

全然食事管理できていないという矛盾。。そろそろ検診に連れていかねば。


鼻の線がキモいよ。

所長のペレット選び 4


さて、肝心の所長の好みはどうでしょうか。
栄養面ももちろん大事ですが毎日食べるものはおいしい方がいいに決まってます。

所長に参加してもらって実験してみます。
世の中の動物実験がこんなのばっかりだったら楽しそう。

 


2種類のペレットを同じ皿に数粒ずつ置き、所長の前に出して好きな方を選ばせます。

そして食べた方を補充して、皿の左右をひっくり返してまた選ばせる。。ということを4回繰り返します。引き分けはアリで構わないので4回にしました。

 


写真はオリミツときわみの対決。
2枚めの写真では向かって左側のオリミツを選んだので次は180°回して左側をきわみに、右側にオリミツを補充。

こんな感じの実験をそれぞれの銘柄で行ったところ、結果は以下の表のようになりました。

 

ブン所長のペレット嗜好性テスト

 

表を見る限り、所長は出せば一応何でも食べてくれそうです。
うさぎさんによっては同じペレットでも買った時期などで食べてくれなくなったりするグルメラビットもいるようですが、その点所長はペレット切り替えに気を使わなくてよさそうで助かります。

ただ「イースター」「OXBOW」「サンコー」は余りふるわない結果で、サンコーに至っては全敗(サンコーさんすみません。。)でも他の2銘柄は食べ慣れていてアドバンテージがあることと、サンコーはカロリーがとても低く抑えられていることを考えると充分健闘していると思います。

そしてこの3銘柄に共通することといえば主原料が「チモシー」ではなく「チモシーミール」であることです。前回書いた茶色系のペレット、ですね。

どうやら所長は「チモシーミール」が原料のものはあまり好みではないようです。そんなこととは知らず、引き取ってからの4年間イースターとOXBOWをあげていたので、大して好みじゃないペレットをずっと食べ続けていたのかと思うと切なくて泣けてきます ( ;∀;)
早く言ってくれれば。。

1位はハイペットの「ナチュラルレシピ りんごはちみつ」となりました。同じハイペット社の「うさぎのきわみ」に4敗していますが「うさぎのきわみ」が引き分けている他の数銘柄に勝っているので、1位と3位ではありますが所長の好み的には拮抗している気がします。

それに対して、あまり味気なさそう(失礼)で食べるのも時間がかかってパッサパサな「オリミツ ナチュラルファイバー」が2位に入っているのが意外でした。所長は純粋な牧草も割と好きなのでしょうか。この健康志向な好みは続けてほしいです。

「りんごはちみつ」は一袋が500gと少なく、チモシー主体、給餌にも対応できそうで私の探していた条件を満たしたペレットだと思いますのでしばらくはこちらをあげてみたいと思います。「うさぎのきわみ」もいいですね。
オリミツは晩酌のおつまみにでもあげようと思います。

ただ、今まで1度もうっ滞を起こさず、快食快便で健康に過ごしてきたので、イースターとOXBOWは好みではないけど所長の体質に合っている良いペレットだったのかもしれません。
今後も体調を見ながら、時々はペレットや食生活の見直しをしていきたいと思います。


最後に、気になる混ぜもの一覧をリストアップしてみました。混ぜものの比率は解らないので、種類が多いからといって大量に入っているということではないです。
小麦粉についで大豆製品が多いです。豆類はたんぱく質は豊富ですがお腹が張りやすい子は気をつけましょう。

「りんごはちみつ」は豆類は入っていないものの、マメ科のアルファルファ・小麦粉・コーン粉・はちみつ・リンゴ粉などが入っていておいしいのも納得です。繊維質は21%以下なので、混ぜものの量もそんなに少なくはないかな。

  アルファルファ穀類豆類糖類油脂
イースター
プレミアム
シニア
えん麦
米糠
脱脂米糠
脱脂大豆
乾燥おから
ブドウ糖
Wooly
シニア
ブルーム
小麦ブラン
コーンフラワー
大麦・オーツ麦
小麦粉・米糠
脱脂大豆
エンドウたんぱく
カボチャ種子
ヒマワリ種子
アマニ・ゴマ
パーム油
OXBOW
アダルト
ラビット
粗挽き小麦粉大豆殻
大豆ミール
甘しゃ糖蜜大豆油
オリミツ
ナチュラル
ファイバー
サンコー
ダイエット
ライト
小麦粉
ホミニーフィード
ふすま
ハイペット
きわみ
糟糠類きなこ
おから
脱脂大豆
オリゴ糖
ハイペット
りんご
はちみつ
小麦粉
糟糠類
(ふすま・米糠)
コーンミール
グルコース
はちみつ

ペレットの原料はいろんな表記がされていますね。
トウモロコシ粉などは細かさによって呼び方が変わるようです。

糟糠類=ぬか(米ぬか、麦ぬか、ふすま)
大豆ミール=脱脂大豆の粉末
ふすま・ブラン・ホイートミドリングス=小麦の皮
ホミニーフィード・コーンミール・コーンフラワー・コーングリッツ=トウモロコシ粉

所長のペレット選び 3

先日、と言っても先月ですね。。購入した5銘柄を比較しようと思いますが、既にこちらにあるものの中で条件に合いそうな2銘柄にも参加してもらおうと思います。
◆サンコー ラビットプラス ダイエットライト
>>原材料
チモシーミール/小麦粉/アルファルファミール/ホミニーフィード/ふすま/セルロース/ポリフェノール/オオバコ/タンポポ/ミネラル類/ビタミン類/酵母等
800g
今回調べたオリミツの牧草ペレット以外の国産銘柄の中では一番カロリーが低く、繊維質が高いダイエットライト。繊維質は「ハイペット チモシーの恵」と並んでのツートップでした。
低カロリーな割によく食べる子が多く、ネットのレビューでも高評価。トウモロコシや野草などの風味のある原料が効いていて美味しいのかもしれません。灰分値が高いので添加ミネラル分が多そうです。
ぽっちゃり系所長にはありがたいですし、以前の投稿の「絞り条件」にもピッタリ当てはまります。

 

◆OXBOWアダルトラビットフード

>>原材料
チモシーミール/大豆殻/大豆ミール/甘しゃ糖蜜/粗びき小麦粉/ナトリウムベントナイト/大豆油/塩/リグニンスルホン酸塩/加水分解された酵母/塩化コリン/酵母培養物(乾燥)/ミネラル類/ビタミン類/アミノ酸類
2.25kg
2年近く食べているOXBOW。繊維質が多くてあまり嗜好性が高くなく(失礼)ペレット偏重な食餌にならないところが気に入っている銘柄なのですが容量が多すぎて使い切れないのが難です。
ラビットプラスもOXBOWもかなり繊維質が高いので、つなぎに使われている小麦粉や穀類の比率は少なそうです。

改めて7銘柄をまとめてみます。
せっかくパッケージに変動幅で表示して下さっている銘柄には申し訳ないのですが、他と比較しやすくするために「以上」「以下」の表記に統一してしまいました。オリミツだけは「平均値」を表示しているので比較ができません、なので一番下に。
そもそもオリミツは数値が他から逸脱していますね。。

  エネルギー
(kcal/
100g)
たん白質
(%以上)
粗繊維
(%以下)
脂質
(%以上)
カルシウム
(%以上)
リン
(%以上)
灰分
(%以下)
イースター
プレミアム
シニア
260以上13.521.02.50.60.39.0
Wooly
シニア
ブルーム
13.521.03.00.57.5
OXBOW
アダルト
ラビット
14.029.02.00.350.25
サンコー
ダイエット
ライト
220以上12.027.02.00.511.0
ハイペット
きわみ
24014.024.02.00.58.0
ハイペット
りんご
はちみつ
26013.021.02.00.40.46.0
オリミツ
ナチュラル
ファイバー
(平均値)
8.231.42.10.40.2

そもそもあげている量が少ないのでカルシウム分に関してはあまり神経質にならないことにします。カルシウムはあまり少なすぎても骨が脆くなってしまいます。
ただ、この先高齢になってくると腎臓機能が落ちてカルシウム尿が出やすくなることも考えられますので、この先も毎日のオシッコの状態をみたり検診を受けたりしながら調節していこうと思います。
カルシウムとリンは1:1~2:1くらいの比率が骨形成にいいそうで、こちらはどの銘柄も問題なさそうです。

ではそれぞれ見てみます。まずは大きさ比較のために大体の大きさ順に並べてみました。

それぞれの近影・くずしたもの・水でふやかしたもの・30mlのシリンジに入れて押し出したもの、を載せています。
何故シリンジが出てきたかというと突然不調になった時の強制給餌に使えるか、が知りたかったので。30mlシリンジは口が大きめなのでここから出ないものは給餌するのは難しいかと思います。

こちらは大きい順に紹介します。

◆ハイペット うさぎのきわみ

長さは2.5cm前後と長いので子うさぎや小柄な子だと少し食べにくいかもしれません。ただ半分にするくらいなら手でも折れます。
噛むとかっぱえびせんくらいのサクサク感と柔らかさで緑茶のようないい香りがします。崩すと原料の牧草は細かく、やや粉っぽい感じでニンジンの粒が入っているのがよくわかります。水でふやかしてシリンジで出すととても滑らかで食べやすそうです。
ペレットには熱を加えて発泡させたものと圧縮して固めたものがあるそうですが、これはいかにも発泡系といった軽い食感です。

◆オリミツ ナチュラルファイバー

1.5cm~2cmで鮮やかな緑色。固く圧着されていますが牧草が大きめにカットされているためか、指で簡単に小さく割ることができます。
噛むとカリカリ系ではなくフランスパンのような弾力と芯のある固さで口の中の水分が持っていかれる感じです。食べたことないけど芝生の味はこんな感じかなと思いました。
ざっくりした牧草に混ざる茶色いものはパパイヤ?かもしれませんが甘くなかったのでチモシーの殻か茎の茶色い部分かと思います。
所長に食べさせると咀嚼時間が圧倒的に長く、いつまでたってもモグモグしているおつまみ向きなペレットです。
ふやかすのに他の1.5倍くらい水を使いましたがそれでもまだ粗いです。刻んだ生牧草に水を足した感じでさすがにシリンジからは全く出ず、給餌には使えません。

◆Wooly シニアブルーム

1cm前後でこちらもきれいな緑色。大きさを測る時に少し指で移動させただけでも崩れて粉がでます。パッケージの中もかなり粉だらけなので粉が嫌いな子だと結構な無駄が出そうです。
見た目はオリミツに似ていますがこちらはかなり柔らかい食感で高齢うさぎさんでも食べやすそう。青臭さはなく、苦めのお茶っぱみたいな味がします。
ふやかすとハーブや穀類のせいかとてもいい香りがして、細かい植物の茎?や穀類の殻のようなものがたくさん入っているのがわかります。
シリンジからは多少は出るものの、大きい組織が詰まってしまうのか途中からは絞った水が先に出てしまいます。

◆OXBOW アダルトラビットフード

長さは1.5cm前後で細長く表面にツヤがあります。しっかり固まっていますが長いものは指で折ることができます。
歯ごたえはプレッツェルに似ていて、子うさぎや歯の悪い子には勧めませんが元気なうさぎさんであれば難なく食べられる固さです。原料の塩の粒が大きいのか、程よい塩味が効いているのでますますプレッツェル感があります。(塩分はOXBOWに限らず大体のペレットに入っています)
水ですぐふやけてドロドロ感もあるのですがシリンジからの出はいまいち。

給餌するときは体調の悪い時だと思いますのであまり咀嚼せずに食べても内蔵に負担がかからないようなものがいいですね。
理想はライフケアやハービーケアなどですが、普段食べていないものに突然変えるのもお腹によくないのであらかじめ給餌しやすいペレットを探しておくと安心です。

◆ハイペット ナチュラルレシピ りんごはちみつ入り

粒は均一で1cm弱、このくらいの大きさだと子うさぎでも食べやすくなってきます。牧草以外の固形の原料は見当たりません。色も味も食感も同じハイペット社の「うさぎのきわみ」に近く、サクサク柔らかでふやかしてからのシリンジからの出方もきわみと同様に滑らかです。
つなぎは小麦粉やトウモロコシ粉なので、きなこやおからを使ったきわみとは原料が大分違うのですがこの辺りの食感・質感は会社の製造方法で決まってくるのかもしれません。

◆サンコー ラビットプラス ダイエットライト

長さは上記はちみつと同じ1cm弱ですがさらに細くて小粒で食べやすくなっています。OXBOWに似た茶色い色と苦いお茶風味。
ペレット比較をしていると緑色のものと茶色いものがあるのに気づきました。最初は加熱処理されているものと圧縮製法の違いかと思ったのですがハイペット社のペレットは緑色なのに柔らかい(加熱発泡っぽい)のでそうでもないらしい。
どうも「チモシー」とあるものは緑色、「チモシーミール」と表記されているものは茶色いようです。今回の7種の中だとOXBOW・サンコー・イースターの3つが主原料が「チモシーミール」です。(手持ちのペレットの範囲なので間違ってたらゴメンなさい)
ふやかすと見た目はザラついていますが牧草がほぼ粒状になっているためかシリンジからはそこそこ滑らかに出ます。

◆イースター プレミアムレシピ ヘアボールケア シニア

サンコーラビットプラスと見分けがつかないくらい見た目も食感もふやかし感も似ています。
しいて言えばサンコーの方がちょっと色が濃いですが買った時期やロットで変わりそうな程度。味もお茶味ですがサンコーより苦味は少なく、香ばしい風味があります。
サンコーもイースターもハイペット商品よりはやや固いもののサクサク感があり、小粒で食べやすく、子うさぎから高齢うさぎまでのオールステージに対応できそうなバランスのいいペレットだと思います。

所長のペレット選び 2

先月から所長に良さげなペレットを探すために各メーカーのペレットの成分と原料などについて調べていました。
今まではあまり新商品にチャレンジする気はなくて「大した量はあげてないし、健康なんだから別に変えなくても」というスタンスで、銘柄もメジャーな数社の商品しか知らず。。
でも調べ始めると思った以上に銘柄が多くて、各メーカーそれぞれ個性があり、隠れた人気商品もあったりして楽しい。うさぎ市場は広いですね。

で、あまりに多いので個人的な条件ですが
1) 以前書いたように野菜好きでペレット消費量が少ないので1kg以下の単位で買える。
   あるいは中身が小袋に分かれている。
2) 主食扱いで主原料がチモシー。
3) 粗繊維質が20%くらいは期待できそう。

そしてできれば。。
4) ペレット粒の成分が共通であるもの
   (野菜粒などが混ざっていると選んで食べるし体調不良の時に給餌しづらい)。
5) ネット通販でも取扱店が多く専門店や病院でなくても手に入るもの。
6) サプリとしてあげたいのでビタミン・ミネラルなどが添加されている。

という条件で絞って、下記の5商品を購入してみました。(メーカー50音順)

 

以下選んだ理由と商品紹介もサラッとします。
掲載されたデータは2017年2月時点のものなので、今後各メーカーさんの商品の改良・改定でそのうち変動します。原材料はザックリ書いています。表は見づらくてすみませんがPC推奨です。

◆イースター プレミアムレシピ ヘアボールケア シニア

プレミアムレシピ
ヘアボールケア
代謝エネルギー
(kcal以上
/100g)
たん白質
(%以上)
粗繊維
(%以下)
脂質
(%以上)
カルシウム
(%以上)
リン
(%以上)
灰分
(%以下)
水分
(%以下)
シニア26013.521.02.50.60.39.010.0

>>原材料
チモシーミール/えん麦/脱脂大豆/乾燥おから/米糠/タピオカ澱粉粕/ビール酵母/脱脂米糠/ビートパルプ/ゼオライト/ブドウ糖/植物抽出発酵エキス/アガリクス(β-グルカン源)/たんぽぽ粉末/おおばこ粉末/乾燥カモミール/乾燥ローズマリー/殺菌処理乳酸菌/ミネラル類/ビタミン類/アミノ酸類/他
1kg(250g✕4)

原料の牧草を高繊維質の「チモシーのみ」、そして「グルテンフリー」「乳酸菌(EC-12株)」の力で毛玉予防しようというペレット。小麦粉は使わずタピオカ澱粉粕をつなぎに使っています。
グロース(仔うさぎ用)からチモシーだけですがたんぱく質やカルシウムも充分ありそうです。一般的に成長期は丈夫な身体を形成するためカルシウムやタンパク質の多いアルファルファを与えた方がいいとされています。成長期にカルシウム不足だと骨形成が不充分で不正咬合の原因などにもなります。
特に子うさぎのうちはペレット中心で、お腹がデリケートなため切り替えも難しいので慎重に選びたいです。
所長はずっとメンテナンスをあげていたので切り替えやすそうだし、250g✕4の小袋仕様になっているのが嬉しいです。650~700円とコスパがいいのも助かります。


◆ヘアボールは過剰ケアにご注意
毛球症予防(ヘアボールケア)系の商品は「油脂の潤滑作用で毛球を排出する」ものと「繊維質の力で排出する」商品があります。
油脂の効果を狙ったペレットは通常の商品には入っていない植物油脂やヒマワリなどが添加されていて、粗脂肪4~7%と脂肪分もカロリーも高くなっています。
某メーカーのヘアボールケアサプリメントの主原料はショ糖(砂糖)と植物油です。バタークリームみたいでおいしそうですけどね。。

人間用でも小林製薬から油脂潤滑作用を使った「オイルデル」という便秘薬が出ているのでうさぎに限らず油は効果的なのでしょう。相変わらず小林さんはネーミングが素敵です。

でもサプリと毛球予防のペレット両方あげたら食事がオイリー過ぎですね、きっと。


◆Wooly シニアブルーム

 粗たん白質
(%)
粗繊維
(%)
粗脂肪
(%)
カルシウム
(%)
粗灰分
(%)
水分
(%)
シニアブルーム13.5-15.517.5-21.03.0-4.00.5-0.66.0-7.53.0-4.5

>>原材料
牧草:ティモシー/イタリアンライグラス/バミューダグラス/クレイングラス
穀物:小麦ブラン/コーンフラワー/大麦/オーツ麦/脱脂大豆/エンドウたんぱく/小麦粉/米ぬか
ハーブ:アルファルファミール/ランスロット/クワ葉/ビワ葉/オレガノ精油/かぼちゃ種子/オオバコ/スイカズラ/ベニバナ/ひまわり種子/アマニ/ゴマ
その他:パーム油/ビール酵母/食塩/納豆菌/ミネラル類/ビタミン類/アミノ酸類/他

800g(400g✕2袋)

原材料の表示が細かくて成分表示も変動幅が書いてあるので安心してあげられます。
原材料は牧草以外の穀類・ハーブ・種子類などが多種類入っているためか数値的にそこまでヘルシーという感じではありませんが、普通の牧草をよく食べているのならペレットで食材のバリエーションをつけてみるのは栄養バランスがいい気がします。
ネット通販でも専門店でないと扱っていないので上記の条件5には当てはまりませんが、以前から一度試してみたいと思っていたのでこの機会に買ってみました。カロリー表示があるとなお嬉しいのですが。。
年齢的には「シルバーブルーム」の対象ですがややお高いので「シニア」にしました。
きっとそんなに変わらないさ。


◆オリミツ ナチュラルファイバー

 粗たん白質
(%・平均値)
粗繊維
(%・平均値)
粗脂肪
(%・平均値)
カルシウム
(%・平均値)
リン
(%・平均値)
ナチュラルファイバー8.231.42.10.40.2

>>原材料
チモシー牧草/アップルファイバー/パパイヤ
500g

オリミツ商事さんのHPを見ると主食でなく「牧草」扱いになっていますのでこれも条件から外れてしまっていますが、原料がとてもシンプルなのに惹かれました。
アップルファイバーとパパイヤが入っていますがほぼ牧草だけで見た目もどちらかと言うとペレットよりヘイキューブが小さくなったイメージ。つなぎなしで固まっていて凄いです。
原料が明確なので違った意味でこちらも安心して購入できますし、当然ながら高繊維・低脂肪・低カルシウム。咀嚼回数が増えて歯の健康維持や肥満防止によさそうです。
こちらもカロリー表示がありませんが牧草+αと思われて推測しやすいです。


◆牧草以外の繊維質
ナチュラルファイバーの粗繊維量の多さはダントツでまさにチモシーそのものです。
ペレットで牧草以外の原料によく使われる糟糖類(ふすま/ブラン/ホイートミドリングス・米糠)や大豆殻・ビートパルプ・ポテトパルプなどはそこそこ繊維質が多い食品で、これらの原料の繊維もペレットの「粗繊維」の数値に反映されています。
安易な計算ですが「粗繊維が30%のチモシー」と「10%の混ぜ物」が1:1でも粗繊維20%のそこそこ繊維質の多いペレットになるんですね。
これら穀類などの副産物は牧草と比べると消化機能の促進や栄養価の点で劣りますので、選ぶときは成分表と原材料を照らし合わせながら決めるといいと思います。


◆ハイペット うさぎのきわみ

 エネルギー
(約kcal
/100g)
粗たん白質
(%)
粗繊維
(%)
粗脂肪
(%)
カルシウム
(%)
粗灰分
(%)
水分
(%以下)
うさぎのきわみ24014.0-16.020.0-24.02.0-4.00.5-0.75.0-8.010.0

>>原材料
牧草(チモシー、アルファルファ)/豆類(きなこ、おから、脱脂大豆)/野菜類(にんじん、小松菜)/糟糠類/オリゴ糖/乳酸菌EC-12(殺菌処理)/ミネラル類/ビタミン類/アミノ酸類/他
850g

小麦不使用に加え、代替品としてよく使われるポテトやタピオカなどのでん粉類、トウモロコシ・えん麦などの穀類も使用しない「グルテンフリー」&「でん粉類・穀類フリー」のペレット。
パッケージに「吸水して直ぐにほぐれるので胃腸内で分散しやすい」とありますので歯があまり丈夫でない子や高齢うさぎさんに食べやすそうですし、でんぷん質がなくて栄養価が高いのは長毛種の子にもありがたいです。
豆成分が多いからかタンパク質がやや多めで、成長期や換毛期の栄養補給にもよさげです。
ちなみに850g/1,944円(税込)と今回一番の高額商品。
米5kgくらいの値段だし!


◆「グルテンフリー」どうでしょう
ジョコビッチ選手やハリウッドセレブの影響で?うさぎ界にも「グルテンフリー」の波が来ています。アレルギーではない人間やうさぎへのグルテンフリー効果については私にはよくわかりません。。でも気になるので買ってみました。
昨年受講したうさぎの食事のセミナーで「毛球症では純粋な毛球よりも粘土状の塊が詰まっている症例が多く、この粘土物質はグルテンが発生要因の一つになっていると言われている」というお話がありました。
何となく普段からお腹の調子がすぐれない子は試してみるのもいいかなと思います。
ただ人間と同じようにうさぎの消化機能にも個体差がありますし、グルテンに限らずでんぷん質・糖質はいずれもお腹の不調の原因になりますので小麦粉さえ摂らなければ毛球症にならないというわけではありません。お互い糖質はなるべく控えたいところです。


◆ハイペット ナチュラルレシピ りんごはちみつ

ナチュラルレシピエネルギー
(約kcal
/100g)
粗たん白質
(%以上)
粗繊維
(%以下)
粗脂肪
(%以上)
カルシウム
(%)
リン
(%)
粗灰分
(%以下)
水分
(%以下)
りんごはちみつ26013.021.02.00.4-0.60.4-0.66.010.0

>>原材料
チモシー/小麦粉/糟糠類(ふすま、米糠)/アルファルファ/コーンミール/グルコース/はちみつ/アップルパウダー/食塩/オリゴ糖/乳酸菌EC-12(殺菌処理)/ミネラル類/ビタミン類/アミノ酸類/他
500g

他と比べると変化球な商品な気がしますが数値や原材料を見ると割とヘルシーです。
粗挽きチモシーと乳酸菌で毛球予防、アミノ酸(リジン・メチオニン)で被毛の健康、リンゴとはちみつでおいしく食べてもらおうという個性や強い自己主張はないけれど誰にでも合うオールマイティー感のあるペレット。
上から見てくると原材料のでんぷん成分が多いような気もしますが、繊維質も確保しているのでそれほど比率は高くないのかな。
ものによってはふすまが主原料なんていうペレットもまだまだありますもんね。
500gで700円と買いやすい量とお値段も魅力。


◆乳酸菌は
イースターやハイペットの商品に入っている「殺菌処理乳酸菌EC-12」。生きて腸まで届く乳酸菌などの微生物を含む食品を「プロバイオティクス」というのはヨーグルトの広告などでよく耳にしますね。
うさぎの胃は強酸性(ph1.0-2.0)なため生きた乳酸菌を腸まで送るのは難しいのですが、死菌であるEC-12は生きた菌よりも胃酸で菌数が減少せずに腸まで届き免疫活性を誘導してくれる「プロバイオティクス」効果をもつ乳酸菌です。
また、腸内で善玉菌を増やしてくれる作用を持つ食品のことは「プレバイオティクス」といって牧草の食物繊維やオリゴ糖などがこれに当たります。
この両方を同時に摂取する「シンバイオティクス」は腸内環境を高めるのはもちろん、他にも抗アレルギー効果や免疫機能の向上の効果もあります。

うさぎの腸内には乳酸菌が少なく最善の乳酸菌の種類も不明だそうですが、乳酸菌サプリで効果があったといううさぎさんもいるので腸内環境はうさぎそれぞれなのか。。謎ですね。
同じ食事内容でもウンチがいい子と軟便する子がいたりと、体質によって適切な食事が違ってくるのがうさぎの食事管理の難しいところです。

そのうちそれぞれのペレットで所長の嗜好性テストなどしてみたいです。
また、ペレットを変えて所長の身体に何か異変?などが起こったらそれも書きたいと思います。


参考資料:ラビットフードについて/2016年6月26日@EIC(Exotic Information Center)
講師 霍野晋吉(獣医学博士・エキゾチックペットクリニック院長)

昨年受けたセミナーの霍野先生のお話を参考にさせていただきました。
当日の資料と説明がイブラヒモミッチさんのEvernoteにアップされています。

クリニックのHPにも解りやすく詳しい食餌についての説明がありとても勉強になります。

参考HP:コンビ株式会社 ファンクショナルフーズ事業部
高密度濃縮殺菌乳酸菌EC-12

お客様-ぴょこたん

昨日から久々のお客様が来てくれています。
ぴょこたん、8歳の男の子です。
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昨年エンセファリトゾーンを発症してから寝たきりになってしまったぴょこたん。
お水も自分で飲めないので1日に数回飲ませてオシッコも圧迫排尿。。とママさんの毎日のお世話も大変そうです。
右側を下にするパニックになるのでいつも左向きで寝ているとのことですがママさんが上手に介護されているようで床ずれも汚れもなくとてもきれいです。
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食欲は旺盛で来てからすぐお水を飲んで、オヤツのリンゴもおいしそうに食べてくれました。
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食べた後はちゃんと毛づくろいして、いい子ですね。
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寝たきりといっても毛づくろいはとてもマメだし一生懸命です。
腹筋に力を入れて手を耳の後ろに回そうと頑張っています。1年以上寝たきりとは思えないくらい身体がしっかりしているのはよく動くからかな。
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ご飯を持っていくとすぐ気付いて催促。牧草を食べないのでペレット量は多めですが更にふやかしているのでとんでもない量に見えます。
野菜はブロッコリーとキュウリが好きというぴょこたん。キュウリが好きな子は珍しいですがぴょこたんはペレットの量が多く自分で水が飲めないので水分が多くて栄養価が低いキュウリは水分補給になっていいかもしれないですね。
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高齢のため白内障も発症していますが眼は生き生きしていて大量のペレットをペロッと平らげてしまいます。
生きる意欲に溢れているぴょこたん、これからも優しいママさんと幸せな介護生活を送って下さいね。
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支えれば上半身を起こして食べられますが2人して途中で疲れました。笑
口元が丸見えなサービス動画^o^

右手は完ぺき!?

うさぎの食事のこと-野菜

先月から作りたかった野菜の成分表を作ってみました。
「うちの子は牧草大好き、水もたくさん飲んで健康です!」という方はわざわざ野菜をあげなくてもいいと思います^^
でも大半の方は補助食として、あるいは牧草の副食として野菜をあげているのではないでしょうか。
食事内容は年齢と共に変わるのが自然だと思いますし、それぞれの体質や体調、好みもバラバラなので正解はありません。
今は良いとされる飼育法も日々新しい情報が出て変わってくるのでしょうが、何か一つでも「ふ~ん」と思って頂けると幸いです。

水を一切飲まなかったウチの先代うさは春先だけ味わえる生グリンピースが大好きでした。
豆類はカロリーが高くて全然お勧めしませんけどね^^;変な食生活だったなぁ。。。

成分表だけ作るつもりで調べているうちに書きたいことが増えてきてしまったのですがとても全部は書ききれませんのでさらっと。
一番下に出典がありますので詳しく知りたい方はとても為になりますのでご覧下さい。

◎不溶性食物繊維と食物繊維総量
成分表の数値の参考にさせて頂いた「日本食品標準成分表」では、食物繊維は「水溶性」と「不溶性」に分けて記載されています。偉そうに難しいこと書いていますが私も理解しているのかアヤシイ。。

水溶性食物繊維 水溶性ペクチン(野菜・果物等)、グルコマンナン(こんにゃく)、アルギン酸・フコイダン(昆布・ワカメ等)、カラーギナン(紅藻類)、など
不溶性食物繊維 不溶性ペクチン(野菜・果物等)、セルロース・ヘミセルロース(豆類・穀類・植物性食品全般)、リグニン(豆類・ココア等)、キチン(エビ・カニ等の殻、キノコ類)、など

「水溶性食物繊維」は水に溶けやすく水分を含むとゲル状になるのが特徴。腸の内容物を円滑に動かしてくれる作用があります。
「不溶性食物繊維」は水に溶けにくく水分を含むと膨張し便のかさを増やします。人間の場合、摂りすぎは禁物ですが草食動物にとっては腸の微生物を増やしたり動きをを活性化させてくれる貴重な栄養源です。
「食物繊維総量」は上記の2つを足したものになります。

牧草やペレットの袋に書いてある「粗繊維」は、ほぼセルロース(+リグニンの一部)を指しています。
「不溶性食物繊維」は「中性デタージェント繊維(NDF)」と言われる物に近いかもしれません。
先日ご紹介した「Chinchilla Vie」様の牧草のページにも食物繊維の解りやすい図と説明が載っています。

◎シュウ酸とカルシウム
食物から摂取したシュウ酸が消化管を通り、小腸でカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムとなった場合は便として排泄され問題ないのですが、それぞれが腸から体内に吸収されて腎臓に送られてからシュウ酸カルシウムになった場合は結石の原因になってしまいます。

うさぎのカルシウム尿中排泄率は他の多くの哺乳類では2%以下であるのに対し45%~60%といわれており、体内にカルシウムを蓄えておくことができません。
時々白い濁った尿が出てぎょっとした方もいるのではないでしょうか。摂ったカルシウムが体に吸収されにくく、尿にたくさん排出されてしまう動物なのです。
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以前はカルシウムの過剰摂取が結石の原因になると考えられていて、長い間うさぎにはカルシウムを制限した食事が推奨されてきましたが、最近はむしろカルシウム不足による弊害を問題視する研究結果もあるようです。
基本的な骨代謝もあり、歯が一生伸び続けるうえに蓄えることができない体質なのだからある程度は摂取させないと健康を損なう、というわけです。

カルシウムよりも注意したいのはシュウ酸で、シュウ酸の摂取を避けることで結石の発生を予防すれば日常的に摂取するカルシウムについてはそこまで神経質に制限する必要はないというのが最近の専門家の意見のようです。

ただ体内に蓄えられなかったカルシウムなどのミネラルが腎臓などで停滞するとよくありません。
そのためには水分を充分に摂ってどんどんオシッコして。。なのですが、そんな話をうさぎにしても頑張って水は飲んではくれません。飲水量を人間が調節するのはとても難しいです。

うさぎは全般に飲水量が少めな気がします。
「うさぎは水飲まないんでしょう?」なんていう人がいまだにいます(私の叔父)。
昨年から預かりをしていた「だるまうさぎレスキュー」の3匹はたまたまかもしれませんが結構よく水を飲むタイプだったので遺伝的な体質が関係しているのかな?

水をあまり飲まないうさぎは野菜を多くしたり、給水ボトルをやめて皿であげるとよく飲んでくれるかもしれません。ただ野菜を食べ過ぎるとお腹が緩くなる子も多いので理屈通りにはいかないですが^^;
「野菜もあまり好きじゃない」といううさぎは普段の牧草に食べやすい(柔らかい・嗜好性の高い)牧草を混ぜるとたくさん食べるようになって水を飲む量も増えたりします。

野菜を増やす場合は牧草はそのままで、ペレットを減らすようにして下さい。
低カルシウムのペレットでも0.5%~と、そこそこカルシウムは入ってます。例えば2kgのうさぎに規定量(80g)をあげるとカルシウムを400mg以上摂取することになり、葉野菜の中でもややカルシウム多めな小松菜1袋(約250g)を食べるのと同じくらい、少なめなサラダ菜だと7袋(約700g)とかなりの量になります。

ペレットを減らして、その分いろんな野菜を選んであげればカルシウム量も栄養バランスもその子に合ったものに調節できます。
野菜の90%前後は水分なので、水分10%程度のペレットより水分がかんたんにたくさん摂れて腎臓にも優しいですよ。
牧草や野菜を食べてくれるならペレットは1日1回のオヤツかサプリ程度の量まで減らしてしまってもいいと思います。健康な大人は袋に書いてある量の半分以下で充分。

ペレットは日常の補助食品としては優れていますし体調の悪い時には体に負担をかけずに必要な栄養素が摂れるところは便利だと思います。
そのうち各社ペレットの比較もしてみたいと思います。

長くなってしまいましたが結石予防には
・シュウ酸の摂取量に気をつける
・水分を多く摂る
・適度な運動
人間と同じですね。

それにしてもパセリってカルシウムもシュウ酸も何でこんなに多いんでしょうか?ビタミンが豊富で好きな子も多いのに。パセリはかさばっているので見た目ほど量はないですが気をつけよう。。

◎リン
リンも体内でカルシウムと結合してリン酸カルシウムとなり結石の原因になるようですがうさぎの結石の原因はほとんどがシュウ酸カルシウムによるものです。リンは植物の構成要素なのでうさぎ的には避けることが難しく、また生きていく上で必要な栄養素でもあり不足すると成長不良や骨形成不全をおこしますのであまり神経質にならない方がいいでしょう。

シュウ酸値に関してはあちこちから拾い集めた数値のため、数値に幅があるものに関しては信用性がない上にソートもできなくなってしまいました。
見づらいので申し訳ないですが(ほんの)少しの参考になればと思い載せています。
USDAと松山東雲短期大学の宮田富弘氏のデータはあちこちで引用されておりまとまったシュウ酸値のサンプルは少ないようです。どなたかいい資料があったら教えて下さい(´-ω-`)

野菜
(100g中)
エネル
ギー
(kcal)


(g)


(g)
不溶性食物
繊維
(g)
食物繊維
総量
(g)


(mg)
カルシウム
(mg)
シュウ酸
(mg)
アシタバ3388.60.14.15.66565
インゲン豆2392.20.12.12.44148360
えだまめ13571.76.24.6517058
エンダイブ1594.60.21.62.23051110
おおさかしろ菜1394.90.21.61.852150
オオバ(シソ)3786.70.16.57.370230120*
カイワレ大根2193.40.51.61.96154
カブ(葉)2092.30.12.62.94225050
67*
カブ(根・皮付)2093.90.11.21.52824210
0**
カボチャ(日本)4986.70.12.12.842200~22**
カラシ菜2690.30.12.83.772140
カリフラワー(花序)2790.80.12.52.96824150
279(葉)*
4(葉)**
キク2791.502.63.42822
キャベツ2392.70.21.41.82743100
470*
0**
キュウリ1495.40.10.91.1362620
0**
グリンピース(むき)9376.50.47.17.71202350
クレソン1594.10.12.32.557110310
ケール2890.20.43.23.74522020
少**
こまつ菜1494.10.21.51.94517051*
サニーレタス1694.10.21.423166
サラダ菜1494.90.21.61.84956少**
サンチュ1594.50.41.523962
しゅんぎく2291.80.32.43.244120
ズッキーニ1494.90.11.11.33724
スナップえんどう4386.60.12.22.56232
セリ1793.40.12.12.55134
セロリ1594.70.11.21.53939190
そら豆10872.30.22.42.622022
タアサイ1394.30.21.71.946120
ダイコン(葉)2590.60.13.245226045*
ダイコン(根・皮付)1894.60.10.91.418240**
たか菜2192.70.21.72.53587
チコリ1694.7tr0.91.12524210
チンゲン菜9960.111.22710095*
つまみ菜2092.30.322.355210
つるむらさき1395.10.21.62.228150
トウミョウ(芽生え)2492.20.422.2477220*
トウモロコシ9277.11.72.73100310
トマト19940.10.7126750
ナズナ3686.80.14.95.492290
なばな3388.40.23.54.286160
ニンジン(葉)1893.50.22.22.75292
ニンジン(根・皮付)3989.10.22.12.82628500
2**
ニンジン
(きんとき・根・皮付)
4487.30.22.43.96437
はくさい1495.20.111.33343
バジル2491.50.63.1441240
パセリ4384.70.76.26.8612901700
ふき1195.801.21.31840
ふきのとう4385.50.15.46.48961
ブロッコリー(花序)33890.53.74.48938190
310*
へちま1694.90.10.512512
ほうれん草2092.40.42.12.84749970
773*
みず菜2391.40.12.43642108**
みつば(糸みつば)1394.60.122.34747
みつば(根みつば)2092.70.12.42.96452
みぶ菜1593.90.31.51.834110
めキャベツ5083.20.14.15.57337360
もやし
(アルファルファ)
12960.11.31.43714
もやし(大豆)37921.52.12.35123
モロヘイヤ3886.10.54.65.9110260163*
ヨモギ4683.60.36.97.8100180
ラディッシュ
(はつか大根・根)
1595.30.111.24621480
ルッコラ1992.70.42.32.640170
レタス1295.90.111.12219330
5~20**
ロメイン(コス)レタス1794.50.21.51.93929
イタリアンパセリ35880.874120
パクチー29900.645100
ベビーリーフ1693.70.41.64212010

※チコリの脂質「Tr」は成分の最小記載量の1/10以上5/10未満。

参考文献(HP)
【野菜成分】
シュウ酸以外の数値:文科省 日本食品標準成分表2015年版
イタリアンパセリ・パクチー・ベビーリーフ:S&B食品株式会社
【シュウ酸値】
無印:USDAアメリカ合衆国農務省
*:わがままモルモッ子様の「松山東雲短期大学 カメゼミ調べ 1999」より。(引用元が消えていて残念。。)
**:ぱんさのカニのいる生活様の集計したデータより。
【その他】
うさぎといっしょ「尿結石の予防方法・原因について」
うさぎの健康手帳

うさぎの食事のこと-牧草

少し時間が空いてしまいました。
以前からうさの木でいろんな子を見てきて何となく疑問に思っていた牧草や野菜などのうさぎの食生活のことが先日ハッピーちゃんをお預かりしてからもの凄く気になり始め、うさぎの食事について調べてみたくなりました。
前半は私の主観的なことをまとまりなく書いてますのでダラダラ読んで頂けるとありがたいです。
下の方で面白いサイトをご紹介していますので是非ご覧下さい。

◎1番牧草はムダが多い。
うさ飼いさん達(もちろんうさの木を利用されたうさ飼いさんにも)に人気なチモシーの1番牧草ですが、1番牧草は一番「うさぎが完食しない」牧草な気がします。
穂先や柔らかいところばかりチョコチョコ食べる子、とりあえずフィーダーから全部引っ張り出す子(一見、凄く食いついているように見えるんですけどね)、固い茎はパキパキ折るだけでほとんど口から落としてしまい「食べないんかいっ」とつっこみたくなる子。

置いておけばいつかは食べるのでしょうが、飲み水などで湿気ったり牧草の上に好んでオシッコする子もいますので食べ残しをいつまでも置いておくわけにもいきません。

1番牧草は大体こんな感じだと思うのですが
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部位ごとに分けると右(よく食べる)→左(ゴミになりがち)です。
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右側の穂や柔らかい葉を中心に食べるなら1番牧草じゃなくてもいいんじゃないかな?カロリー・繊維量・咀嚼回数(固さ)とも、柔らかい部分だけでは1番牧草の本領が発揮できていない気がします。産地を変えたり高い牧草だったら完食するのかな? 残念、うさの木のは在庫が安定している廉価牧草なのだ。

いつも3番牧草を食べている子は食べ残しも少ないし牧草をたくさん食べるのでむしろウンコ量は多めです。ということは繊維少なめの3番でも1番よりたくさん食べることで繊維量はむしろ足りているのでしょう。
もちろん脂質高め・カルシウムやや多めなところは1番より劣るので3番中心の子の飼い主様はペレットを減らしたり水分を多く取らせる等の工夫をしていらっしゃいます。

もちろんたまには1番牧草をほぼ完食するお客さんもいて、その子達はお手本みたいなウンコします。

◎オーツヘイでいいウンコ。
ブン所長はオーツヘイをたくさん食べるといいウンコ、というか私好み(?)の大きめのフワッとした色の薄い粉っぽいウンコをしてくれます。
お客様でもオーツヘイを日常的に食べている子のウンコは割とふかふか。

オーツヘイは繊維量では1番牧草より劣りますが脂肪やカルシウムはむしろ少なく、嗜好性も高く噛み応えも1番牧草と遜色ありません。ややしっとりしていてチモシーより甘みがあり「のしイカ」みたいでした。確かに糖分が高いという情報もあり、続けると飽きたりもするようですがオーツヘイはなかなか優秀な牧草。ふかふかウンコの理由は解りませんが飽きなければオーツヘイ中心でもいいのかな?

最近の所長は2番牧草を中心に、お客様が帰って袋に残ってしまった1番・3番やオーツヘイなどを食べています。2番は栄養的には1番とあまり変わりないのにムダが少ないという私のケチくさい考えから、というのもありますが同じものばかりだと飽きるみたいなので、です。そのうち1番牧草やオーツヘイが中心になるかもしれません。
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◎野菜ってどうなの。
うさぎを飼っている方の大半は牧草を主食としながら副食としてペレットや野菜を与えていることが多いです。野菜はすでに離乳の時にお母さんうさぎと一緒に習慣的に食べて味を覚えてしまっているでしょう。

体調を崩して牧草が食べられない時でも野菜なら口にしてくれる、オシッコが濁っていて結石が心配だけど水はあまり飲んでくれないから野菜で水分補給するなど高齢だったり体調の悪い子には便利アイテムです。
ただ時にはお腹が緩くなったり、うっ滞の原因にのひとつになったり、繊維質も期待できないとデメリットも多い野菜。でも食べている時のウキウキしたうさぎさんを見るとなかなかやめられない。。


「牧草だけでの飼養が理想」という獣医さんもいらっしゃれば、野菜中心の飼養を勧めるwebサイトもあり、もちろん各うさぎさんの体質も好みも違うのでどの飼い方が正解かは私は決められません。でも野菜牧草にしろ野菜にしろ飼い主様の判断材料になるような資料を何か提供できないかと思い、それ以来牧草・ペレットの各メーカーや野菜の成分を調べるためにメーカーのサイトや通販サイトを巡って調べていました。

そもそもネットを巡って成分数値を抽出するのも大変だったのですが「~」記号を使った漠然とした数値や、意外とメーカー毎に数値に幅があって「私は何を調べているんだろ? こんなの有用な数値でまとめられないよ。。」とゲンナリしていました。
さらに農作物は収穫時期や気候、土壌によってもかなり成分が影響されるのだと知ってますます挫折気味に。。確かに同じ牧草でも「これホントに前のヤツと同じ?」と思うくらい品質がバラけているし、牛乳の乳脂肪分とかも「%~」と書かれているもんなぁ。。

そんなとき発見したのが「Chinchilla Vie」というサイトの牧草のページでした。まさに「私が作ろうと思っていたものより100倍見やすいし、詳しいし、これは素晴らしいじゃないか!」と感動したのでご紹介します。管理者のMameco様に「参考資料として紹介させて下さい」とメールしたところ「チンチラだけではなくうさぎさんたちにも是非役立てて欲しい」と喜んで下さいました。

これだけの資料を集めるだけでもかなり骨の折れる作業なのですが、農林水産省図書館まで足を運んで「日本標準飼料成分表」を調べ、それをこんなにわかりやすくまとめていらっしゃって素晴らしいです。成分の内訳や抽出方法も解りやすく書いてあり数値の信頼性も高く、まさに私が欲しかった資料です。今これ以上の市販の牧草情報をまとめた資料はネットでは探せないのではないかと思います。

「牧草のことⅠ」は各メーカーの牧草成分について、
「牧草のことⅡ」は「農林水産省図書館」で調べたことや牧草のカテゴリーについて書かれていてこちらもとても興味深いです。

私も後日時間をみて野菜の資料や各メーカーのウサギ用ペレットの資料を作ってみようと思っています。自分への覚え書きも兼ねてウサギ飼いさん達の参考資料になればと思っています。
更に厚かましくMameco様に「Chinchilla Vie」の成分表を参考にさせて欲しい、とお願いしたら快諾頂きましたので何とか近いものを作って載せられたらと思っています。
私のスキルではこんな見やすく美しい資料はできませんが大目に見て下さい^^;


熊本を中心とした地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
私にできることは少ないのですが(やはりお金かな。。)遠くからお祈りしています。水道をはじめインフラが早く普及しますように。地震が収束して早く元の生活に戻れますように。明日の雨が大したことありませんように。
所長も熊本産のスイカを食べて応援しています。
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