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ブンちゃんの落ちない飛行機

お胸カバーを作ったのもつかの間、ついに腫瘍が重くなりすぎてブンちゃんは歩けなくなってしまいました。
重さで動けない&腫瘍が大きすぎて手が床に付けられないのです。

なので今ブンちゃんの上半身は腫瘍が支えています。横になるのも嫌なようで周りを物で支えられてバランスを保っています。

 

食欲は相変わらず。硬いものは食べられませんが野菜、柔らかい牧草や乾燥した葉っぱ類もOK、ペレットは時間をかけて咀嚼しています。

ただ自主的に食べてくれるのは野菜だけなので他のものは口に運んで食べさせています。

 

ポツポツできていた血豆は合体して今は直径3cmくらいになっています。写真は合体している途中くらい。
でき始めは皮膚が柔らかかったのでてっきり摩擦で出血すると思ったのですが、体重が乗っているせいかだんだん皮膚が厚く、固くなってきました。
今は触っても前ほどは痛がりません。しばらくは出血しなそうかも。。
ひび割れないように保湿は続けています。

 

それより今は左脇腹にボコボコと広がってきたミニ腫瘍が気になります。水風船のようにぷにぷにで血管が巡っています。

ブンちゃんは元々重心が左に乗っているのと位置的に足の爪が当たるせいか擦り傷のような傷ができています。
ちなみに手はここにありますよ。

 

トイレもいけないので4時間置きくらいに圧迫排尿もしています。昼間には盲腸糞(ゆるうんち)も出るので直ぐに対処しないとウンチまみれに。。シモの世話がなかなか大変になってきました。

風呂に入れるのは難しそうなのでなるべく汚れてほしくないなあ。。そんな私の視線を感じてかブンちゃんも午前中は緊張気味?笑

 

喉や顎も膨らんできたので、頭を休めたり呼吸をしやすくするために、一時期首の前にネックピローとタオルを置いて頭を置けるようにしたこともありました。

これはこれでしばらくは呼吸も楽そうにしていたのですが、2~3日で飽きたのか拒否するように^^

 

足が萎えたわけじゃないから身動き取れないのはイヤなのね。全くの寝たきりではないので1メートル四方くらいのマットの上で時々移動して気分転換をしています。

ただ本人も「周りを支えられていないとひっくり返る」という意識はあるみたいでとても慎重です。

 

一度、劇的に食欲が落ちたのでそこからの流れでキノコのサプリはやめてしまいました。

何度もふらつきながら低空飛行を続けているブンちゃん、危なっかしい操縦でもどこまでも飛んで行けるといいね。

 

レーズンが欲しくてちょっと歩いちゃう&鼻水が付いてても可愛いブンちゃん。

ブンちゃんのお胸カバー

先月末に段差が乗り超えられないということでケージの出入口のカスタムをしたばかりなのですが、その2日後くらいにはそこの出入りも困難になって、ブンちゃんは頻繁に外でチッコを済ますようになってしまいました。

結局、ケージの土台を取り払ってフルフラットにしました。

 

そして気になってきたのが胸の膨らみによる充血です。床に擦れて傷になる、というよりは膨らんだ皮膚が薄くなって血管が浮き出て来ている感じです。

もうそんなに動き回っていないので脱毛もたぶん摩擦が原因ではありません。皮膚が急に伸びすぎたからか血流障害かな。

 

とはいえ摩擦も軽減してあげたいので古いTシャツを加工してお胸のカバーを作ってあげました。裁縫嫌いの私のセンスと技術ではこの辺が限界さ。

見た目はアレですがまあまあ機能的かと思います。

 

早速ブンおばあちゃんに試着してもらいました。
なんてキュートなの。。幼稚園児のスモックみたい。。??グレー×グレーが似合いすぎでたまりません。

もっと発狂するかと思いましたが意外と嫌がらなくてラッキー。
動いたり腫瘍が多少大きくなっても伸びてくれるので、ヒモもTシャツ生地で作るのがおすすめです。

 

「こんなの付けてちゃ遊べないよ」って顔してますが動きに支障はないですよ。
むしろ腫瘍の重さで体が振られていたので安定感は感じてくれている様子。

画像ではたすき掛けみたいに付けていますが、首と脇腹でそれぞれ並行に留めたほうが快適そうでした。

 

毛づくろいもできないのでアレレ?って顔してますね。
お胸カバーは食糞がうまくできなかった時の体の汚れ防止になるのもありがたいです。
もう皮膚が薄くて怖すぎて拭けないもん^^;

短時間からでも少しずつ慣れて、これがあったほうが痛くないことに気づいてほしいな。

 

薄くなっている皮膚への対策としてはベビーワセリンで保湿してなるべく皮膚の伸びを良くし、ドルマイシンで化膿予防しています。
ヘパリン類似物質系の保湿剤も考えたのですが皮膚が破れたときに余計に出血してしまうので何も作用のない保湿剤にしました。
ベビーワセリンは普通のワセリンより伸びが良くて、うさぎは特に体温が高いからかよく馴染んで塗りやすいです。

 

お気に入りの和室では諦めモードでひっくり返っています。でもゴロンチョを見るのも久しぶりで嬉しい。

最近は和室のこのポジションでほとんどの時間を過ごしています。
部屋の見晴らしがいいのとエアコンの風が当たって暖かいからかな。保湿してんのに乾燥しちゃうじゃん。笑

 

しかし、このお胸カバーを作ったのは2月3日ですが、残念ながら一週間ほどでサイズアウトしてしまったのでした。。

腫瘍が大きすぎて手が床に付かなくなったのと、動くと息があがってハアハアしてしまうので今はほとんど寝たきり(座りきり)です。
脱毛も更に広がって、血管は血豆のようになってきました。

咀嚼には以前より時間がかかるようになりましたが、食欲はそんなに落ちていませんし気持ちは元気ですよ!
ブンちゃん頑張ってます。

※この写真は3日のです。