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ブンちゃん腫瘍ができる

久々ブン所長です。保護されてから10年が経ちました。今まではよく食べるしほぼ病気知らずの孝行娘。私が油断していたのです。

1ヵ月前くらいから胸の肉垂が大きくなってきたのが少し気になっていました。加齢で垂れているのかな?と思っていたのですが、どんどん大きくなっているように見え、数日前に触ってみると内部に固いしこりがありました。

 


もっと早く気づいてあげればよかったのですがあまり胸を揉むことがなかった。。
言い訳になりますが胸はうさぎが触られて嫌がる場所なのです。
抱っこするときも脇の下に手を入れてしまうので完全に盲点でした。慌てて翌日に病院に行きました。

 


結果は肉腫、いわゆる悪性腫瘍だろうということでした。
左の写真が今年の3月、右が今回の写真。誰が見てもわかるくらい、半年、いやここ数ヵ月で劇的に大きくなっています。
すでに4.6×3.7cm。何で気づかなかったの、悔やみきれない。。

 


組織検査をしたわけではないのですが、脂肪腫であればもっと中で動くはずだし丸っこい。
ブンちゃんのはガッチリ胸の組織に張り付いていて形もデコボコしています。
位置的に膿瘍の可能性も低そうだと言われました。
すでにかなり大きいし、頸動脈や気管も近いので手術しても取り切れないだろう。取り切れないとまたすぐに大きくなってしまうし、年齢的にも11歳くらいとハイリスク。もし希望があれば手術するけど予後も良くないだろうというお話でした。

 

動画の前半が9月14日、後半が11月12日です。2ヵ月で急に膨らんでいます。
後半ではチッコしてて可愛い。



手術の件はとりあえず検討することにして、この日は姫松茸のサプリとやらを頂いて帰りました。

帰ってきて呑気に牧草を食べるブンちゃん。レントゲン撮られただけなのであまり落ち込んでいません。

 


外にも出て気分転換、毎日の日課だもんね。
まだ食欲はあり一番刈り牧草も食べられて、腫瘍は本人にとってはまだちょっと毛づくろいの邪魔になるくらいにしか思っていないようです。

サクサクした落ち葉が美味しいのかな、何でも食べてね。

 


顎を乗せると楽かと思って定番のネックピローも出してあげました。
使っているように見えるけど全然使っていない。笑
そのうち良さがわかって使ってくれるといいな。

 


胸からの圧で少し眼が飛び出してみえます。
腫瘍の大きくなるスピードが早いので今後の進行が心配ですが、残された時間をブンちゃんがなるべく苦しまないで楽しく過ごせるようにしてあげたいです。

本当にゴメンね、ブンちゃん。

 


何かできることがあればアドバイス頂けるとありがたいです。

飼い主さん、うさぎさんが嫌がっても胸は時々揉んであげて下さいね!

 

元気そうに走る今日のブンちゃん。楽しいことたくさん増やそうね。

お客様-ここくん

月初にも来てくれたここくんがまたお泊りに来てくれました。

 

強面ですが性格は穏やか。気は優しくて力持ちのおじいちゃんです。

 

ケージの扉を開けてもキョトンとしています。先日来たばかりなので余裕の顔だね。

 

8歳ですが毛艶もよく筋肉質で若々しいここくん。

 

こ「身体がクリームパンみたいで重そうだって? 失礼しちゃうよ」
身体能力も若い子に負けませんよ。

 

ブルルンジャンプしながら走るのが大好き、日々頑張って鍛えてるんですね。

 

こ「同い年のハッピーちゃん、初めまして」
ハッピーちゃんは残念ながら顔が見えませんがすぐに仲良くなっています。

 

おっとり高齢者同士はケンカしないので安心して見ていられます。

 

こ「何だい牧草、オレとハッピーちゃんの間に割り込まないでくれよな」

 

こ「邪魔するヤツはこうしてやるぞ」

 

こ「おや意外と美味しいじゃないか、もぐもぐ」

 

こ「オレってば何してたっけか。。」
ここくんは穏やかというかボーっとしてるタイプなのかもしれません。

 

お客様-黒太くん

そして週明けのお客様は約1年ぶりの黒太くん。

 

以前の黒太くんはとても神経質だったので別室でお預かりしていましたが、去勢手術したので試しに普通のお部屋で。

 

お友達もいるけど大丈夫かな?

 

黒「お友達はちょっと苦手だけど。。」

 

以前は警戒心が強く初日はオヤツで釣って出していた黒太くん、今回は時間をかけながらも自主的に出てきてくれました。
黒「久しぶりだけど覚えてるし、そんなに怖くないかも」

 

黒「前は部屋んぽしても怖くて興奮してあちこちホリホリするだけだったもんな」

 

黒「気持ちが穏やかになったから色んなものが見えて世界が広がるな」

 

黒「駆け回るのも楽しいね」
落ち着いて遊べるようになった黒太くん、進歩してるね。

 

黒「お友達にも自分からご挨拶に行っちゃおう。コンコン、黒太ですぅ~」

 

黒「初めまして、オレと同じ真っ黒のハッピーちゃん」

 

黒「ええと、その服オシャレですね。。ムニャムニャ」
ハ「え、何だって?」

 

黒「ドキドキしちゃって何も喋れないや」
ハ「自分から呼んだくせにい~」

 

黒「はあ、これからは少しずつコミュ力を鍛えていかないとだね」
きっとすぐに上達するよ。

 

リタちゃんのお見合い

昨日はthe VOICEの保護うさぎ、リタちゃんと里親希望者様のお見合いがありました。
盛れてるカメラ目線、今日はやる気満々の顔です。

 

参加メンバーは里親希望者のT様ファミリー4名と保護ボラのうさみるさんらぱんあじるさん

 

T様のお家には中学生①と小学生②のお兄ちゃんがいます。
早速リタちゃんと遊びたくてツンツンするお兄ちゃん②。

 

リタちゃんの可愛さに大感激のお兄ちゃんたちですがリタちゃんは塩対応。
撫でたがるみんなの間をヒラヒラとすり抜けます。

 

構ってほしいお兄ちゃん②を振り切るリタちゃん。リ「まだ知り合ったばかりなのに、そんなにイチャイチャできないよ~」男を振り回すタイプかな。

 

2月生まれのリタちゃんは身体は大きいですがまだ子供っぽく落ち着きがありません。1時間くらい休憩なしで遊んでいたのでまだ撫でられてウトウトするのは先の話でしょうか。

 

コミュニケーションを図ろうとするお兄ちゃん①からドライフルーツをもらっています。

 

せっかく位置を教えてもらっても解らずに混乱するリタちゃん。鼻が利かない疑惑です。笑

 

リ「そうそう、それくらい顔に近づけてくれなくっちゃ」
野生動物としてどうなの? でもお兄ちゃん達との距離は縮まって結果オーライです。

 

リタちゃんはT様が以前飼っていたうさぎさんに似ているそうで、皆さん扱いには慣れていらっしゃいます。

 

ご家族全員一致で早くトライアルに進みたいとのご希望を頂き、今後の手続きの方も順調に進みそうです。来年の年賀状の主役はリタちゃんかな。
リ「パパさんママさん、期待しているわよ、よろしくね。ポンポン」

 

小さな妹に出会えて優しいボーイズも嬉しそう。
既にモテモテのリタちゃんはすぐにみんなのアイドルになりそうですね。

 

リ「お家に行ったらそのスウェットの穴、広げてあげるわね」
くれぐれもトライアルではいい子にしてね^^;

 

お客様-ハッピーちゃん

久々に来てくれたのはハッピーちゃん、約1年ぶりくらいかな。

 

毛が黒いので表情が見えにくいですが大きな目がぱっちりの美人さんです。

 

初めて来たときは1歳だったハッピーちゃんももう8歳。ツヤツヤで子うさぎみたいに見えますが、毛づくろいで足を上げたりするときにちょっとよろけるようになってきました。

 

いつものことですが抜け毛が盛大に飛び出しています。ハッピーちゃんは今でも触られるのが苦手なのでお手入れが難しく、「さりげなくナデながら抜く」という手が使えません。

 

ハ「アタシに触れたらキレッキレのうさパンチをお見舞いするからねっ」
ガードが固いおばあちゃんは後で裏に連れて行って集中グルーミングだ。

 

ハッピーちゃんは首の下と手の付け根の2箇所に立派な肉垂があるのできっと毛づくろいもしにくいのでしょう。

 

久々のお泊りに最初は不審な顔をしていましたが

 

出ればすぐに思い出して以前のように遊んでくれました。

 

ハ「身軽だから運動は得意なんだ」

 

ハ「昔ほどの高さは出ないけど、体が暖まれば連続ブルルンジャンプだってできるよ」

 

最近のうさぎさんは8歳くらいだとまだ元気いっぱいで若々しいです。
日々足を鍛えて健康長寿を目指してね。

 

お客様-うさこっつちゃん

今週末に来てくれたお客様は6月に来てくれた11歳のうさこっつちゃん。

 

以前から足が弱っているので右に傾いているのは仕様です。
最近は涙も出ているのでおばあちゃん感が増したかな。

 

ほぼ腕で身体を支えているお陰で上半身はムキムキです。

 

足を突っ張るとよろめいて倒れてしまうので何かに沿っているのが好きみたい。

 

お部屋の中でも常に物に寄りかかって。。

 

それでも足が滑って少しずつ向きが変わってしまいます。
先月末にはローリングのような症状が出て、今はお薬を飲んでいるので神経症状もあるのかもしれません。

 

本人は全然気にしていないみたい、強いですね。

 

う「もうくるくるするの慣れちゃったもん」

 

う「寄りかかるところがあれば上手にご飯も食べれるし」

 

う「寝るときはひっくり返らないように挟まれてる体勢がいいな」

 

バランスが悪い割にはアクティブで、長い部屋んぽはしませんがサークルからしょっちゅう出たり入ったり。

 

う「萎えているようで意外とキック力は強いでしょ」踏ん張っているお口が真剣ですね。

 

う「走っているのか前に転ばないように手が出ているだけなのか、自分でも微妙なときあるけどね」
走るのは早いけど時々勢い余って物に激突しているので気をつけて。

 

起き上がるのが大変だからか、あまり横になって寝ないうさこっつちゃんですがなでられるのは大好きです。食欲が旺盛なネザーミックスは長生きな子が多い気がするのでうさこっつちゃんもまだまだ元気で長生きしそう。楽しみですね。

 

たまには横になります

ひっくり返ると大変!!

お客様-ここくん

こちらは初めてのお客様、8歳のここくんです。

 

この年になってタマタマが腫れてきてしまい、2週間前に去勢手術をしたのだとか。
高齢ですがまだ体力的に手術ができそうなら取ってしまった方がいいですね。
腫瘍も良性だったそうで一安心。

 

他は少し涙が出ているくらいで元気なおじいちゃんです。

 

らんまるくんとはもう打ち解けていい感じ。

 

ら「牧草の拾い食いなんていいからもっと構ってよ」

 

こ「全くらんまるくんは甘えん坊だな」

 

こ「遊んであげたいけど、せっかくの部屋んぽなのに身体がなまっちゃう」

 

こ「じゃあ、また後で来るからねっ」
ら「華麗な跳躍うらやましい~。待ってるからね」

 

ここくんは体を動かすのが好きで年の割にとても筋肉質です。

 

こ「スッキリしたお尻もチラ見せサービスしちゃうゾ」

 

こ「横っ飛びブルルンジャンプからの」

 

こ「流れるような美しい着地」

 

こ「決まった。。オレってばカッコいい。。」

 

こ「らんまるくん? 何だっけ」

 

お客様-らんまるくん

先月に続き、またらんまるくんが来てくれました。

 

らんまるくんは神経系の病気で足があまり踏ん張れなくなっています。
エンセの数値が高いのでそれが原因のようですが、眼振やふらつきがないのは珍しいです。

 

なので食欲も旺盛で牧草もたくさん食べます。
昨日はラビットランでお友達と遊んできたそうで、なんてアクティブなんでしょうか。

 

ら「またここでお泊りか。今回はお友達がいなくてつまらないな」

 

らんまるくんは誰とでも絡むのが好きな特別なうさぎさんなのです。
一般的なうさぎさんはお出かけや友達作りは苦手ですもんね。

 

ら「お家にチワワの兄弟がいるし、いつも一緒に公園で散歩してるからね」

 

ら「寂しがり屋のオレがぼっちなんて心が寒いぜ」
実際に足の血流は悪そうだからお尻をヒーターでよく暖めてね。

 

ら「お? なんだかお友達の気配。。」
午後になってやっと別のお客さんが来てくれました。

 

ら「初めましてのここくんだ」早速アプローチするらんまるくん。
初めて来た場所に動転しているここくんはそれどころではありません。

 

ら「しょんぼり、全然気づいてくれないよ。。」

 

こ「何だお友達がいるなら安心だ。無視しちゃってゴメンね、らんまるくん」
ら「ううん~全然平気~」
あっという間に仲良くなった2人です。

 

ら「オレって相手の懐に入るのうまいっしょ?」天才かな。