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お客様-ピップくん

そしてもう一名、ピップくんも来てくれました。半年ぶりくらいかな。

 

ピップくんもミニョンちゃんも脇腹に換毛ラインがくっきりですね。

 

甘えん坊のピップくんは大概のお友達と仲良くできるコミュ力の持ち主です。

 

無愛想なブン所長も遊びに誘ってくれます。
ピ「所長さん追いかけっこしよう」

 

ピ「ハイ頑張って~今度は左に走るよ」

 

ピ「ハアハア、所長さんちょっとしか動いてくれない。。」
ブ「おばあちゃんでゴメンね」

 

ピ「ミニョンちゃんも久しぶり、匂いつけさせてもらうよ~」

 

ミ「誰がいいて言ったあ?」
ピ「スミマセン」
こんな眼力でスゴまれたら目を合わせられませんね。

 

どこかに顎を擦りつけたいピップくんと何が何でも阻止したいミニョンちゃん。
ピ「そんなにイヤなら諦めるよ。。」

 

ピ「スゴスゴと退散するオレですよ」
ミ「そしてまだしつこく威嚇するアタシ」

 

ピ「と見せかけて水飲んでるすきにスリスリしちゃえ」
ミ「しまった、一本取られたわ」

 

ピ「やったね!」

 

お客様-ピップくん

久々にピップくんが来てくれました。

 

魔女宅のジジにそっくりですがこちらはうさぎさん。

 

約一年ぶりのお泊りになりますがうさの木のことは覚えているようですぐに遊んでくれます。

 

ピ「もともと人見知りしない性格だし実は頭脳明晰なのだ」

 

ピ「トンネルの使い方だって覚えているよ」

 

ピ「これは。。えっと、えーっと」

 

ピ「確かこうやって使ったかな?」

 

ピ「うん、悪くない」(好きに使っていいのよ)

 

すっかり休憩用テントとして気に入った様子のピップくんです。

 

得意のブルルンジャンプも健在ですが、大人になってゴロゴロするのも好きになってきたかな。

 

ピ「今回はオレ一人だからついのんびりしちゃうな」

 

誰にでも懐っこいピップくんですがやはり一人の方が気楽そうです。

 

ピ「自分のケージから牧草を引っ張り出して「盗み食いごっこ」だよ」
たまにはマイペースに過ごすのもいいよね。

 

お客様-ピップくん

そして常連のピップくんも来てくれました。

 

早速隣のどんどんくんにご挨拶。
男の子同士ですがどちらも人見知りしないタイプなのでうまくやっています。

 

ピ「真っ黒ツヤツヤで親近感が湧くな。オレの匂いも付けちゃおう」

 

今回はあちこちにお客さんがいて落ち着かないピップくん。

 

ピ「背後から殺気が」

 

ピ「キャッ。シャイニーちゃんお尻を齧らないで」

 

シ「あらチョコバナナかと思っちゃったわ」
ピ「もう間違えないでよ、食いしん坊ね」

 

うさの木には慣れっこのピップくんは一通りご挨拶を終えると、得意のトンネルダッシュや

 

怪しいプルルンジャンプを連発して一人アクロバットを楽しむのです。

 

ピ「どこでもやっていけるタイプって言われるの」
陽気な性格なので見ている方も楽しくなります^^

 

弱そうなちびっ子がわらわら。

お客様-ピップくん

そしてこちらは常連のピップくん。

 

ハッピーちゃんに続きこちらも絶賛換毛中なので真っ黒な毛がやや白っぽくなってます。

 

うさの木に慣れているピップくんは部屋んぽに出るときもこの勢い。
久しぶりだけど覚えててくれてるね。

 

3歳になったけどはしゃぎっぷりは健在です。
ピ「ブルルンジャンプは自分でもどこに行くかわからないのだ」

 

ピ「失敗して尻もちついちゃったりもするの」

 

ピ「ドンマイ、オレ」

 

普段ほとんど他のうさぎさんと絡まないシャイニーちゃんが珍しくかまくらから出てきました。

 

ピップくんの抜群のコミュ力でシャイニーちゃんも思わずご挨拶してしまったようです。

 

ピ「オレは優しいからどんな子とも仲良くなれちゃうよ」

 

ピ「そろそろトンネル遊びもマンネリ化してきたな」

 

ピ「何かいい遊び方はないかしら」

 

ピ「おっと、ここは何だか落ち着くぞ」
今回はトンネルの中でくつろぐことを覚えたピップくん。

 

ピ「何だか眠くなってきちゃった」
遊びを忘れてすっかりお昼寝モードになってしまいました。

 

突然のプルルン。

お客様-ピップくん

次はおなじみのピップくん。

 

もう慣れっこのうさの木、来るなり全開で遊び始めます。

 

弾けすぎてイケメンが崩れていますよ。

 

ピ「左のお兄さんも」

 

ピ「右のお姉さんもよろしくね」調子のいい男です。

 

ピ「今回はメンバーの割に女の子が少ないな」ピップくんも残念そう。

 

ピ「紅一点のりんちゃん、久しぶり」

 

ピ「でも今回のりんちゃんは不機嫌そうだな」

 

前は仲良くしていたピップくんにパンチを繰り出すりんちゃん。
ピップくんは目が死んじゃってます。

 

ピ「レンくんのほうがまだ温和だわ」
レ「女の子って面倒くさいよね。。ヒソヒソ」

 

り「アタシの話かしら?」
ピ「ヤバイ、バレた」

 

ピ「すいませんでした~」
り「こら、待ちなさい」

 

ピ「ここまで逃げれば安心だ」
り「ム~無念!」

 

ピップくんはごきげん。

お客様-ピップくん

次に来てくれたのはピップくん。今はみんな換毛してますね。

 

いたずらっ子っぽいガラス玉みたいな眼がキュート。

 

ピ「カーテンの中は何かな?」
神経質なうさ丸くんにちょっかい出しに行きました。

 

ピ「しまった、怒られたっ」

 

ピ「オレは気分が乗ってくると凄いんだ」

 

ピ「ジグザグ走行で狭いところもスルッと抜けて」

 

ピ「スクリューみたいなひねりジャンプ炸裂よ」

 

ピ「イケメンはいつでもカメラから目線を外さないんだぜ」

 

ピ「得意のハイジャンプ見ててね。 ためてためて~」

 

ピ「どか~ん! はなや~」

 

ピ「季節感あるでしょ」

 

ピ「それに何といってもオレはカニ走りが得意なんだ」
カニというかタコである。

 

うさ丸くんに足ダンで怒られてます^^

お客様-ピップくん

続いて来てくれたのはおなじみのピップくん。

 

愛想のいいピップくんは早速みんなにご挨拶。ココちゃんはもうお昼寝かな。

 

りんちゃん、レンくんとは顔なじみですね。

 

りんちゃんは優しいピップくんをうまく使って(?)頭を舐めて貰おうとしています。

 

ピ「はいはい、ペロペロ」(しょうがないな。前にマリンちゃんにもやらされたような。。)
男子が舐めるルールでもあるのでしょうか?

 

りんちゃんはピップくんを追い回して頭を突き出します。
ピ「お姉さんグイグイくるなあ」

 

ピ「オレってM男っぽいのかな? いや、きっとM男なんだな。。」

 

ピ「強引なりんちゃんの相手は大変だぜ」

 

今度はお礼のつもりなのかりんちゃんが舐め返してあげています。

 

ピ「ツンデレのお姉さん、いいかも」

 

機敏なピップくん。末はウチムラかシライかな。

お客様-ピップくん

今週末は年末以来のピップくんが来てくれました。

 

ケージのチビちゃんは今回初めて来てくれた子うさぎのマロンちゃん。
ピップくんはもともと穏和でフレンドリーなので子供の扱いなんかは余裕です。

 

初対面ですっかり仲良くなりました。

 

優しい先輩に懐いたマロンちゃん、自分の牧草を食べられても尊敬の眼差し。

 

ピップくんも子うさぎに比べると大分落ち着いたお兄さんです。

 

ピ「そ、そんな熱い視線で見られると照れるわ」

 

もう1人の新人さんはちょっと気の強いモカちゃん。
ピップくんも最初はうさパンチのジャブを浴びますが、うまくかわして

 

いつのまにか落ち着かせてこちらも仲良しに。

 

ピ「オレってば凄い才能を持って生まれてしまった。。」
全男子の敵ですね。笑

 

マロンちゃんの騒がしさにちょっとビビる。

お客様-ピップくん

5人目はこちらも常連さんのピップくん。

 

おっとりしたピップくんはデカいお姉さんたちに囲まれてても平気です。

 

マリンちゃんにも懐っこくご挨拶。

 

ホリホリするピップくんを優しく見守るマリンちゃん。

 

すっかりマリンちゃんに気に入られたのか舐めてもらってます。

 

お返しにピップくんもペロペロ。

 

ピ「ちょっと噛んじゃった。。ナイショ笑」

 

ピ「こっちの女の子は昼寝中だから静かにしてあげなくっちゃ」

 

ピ「トンネル遊びもそ~っとね」

 

ピ「テヘ、オレってば優しくない?」

 

ピップくんはちょっとカリカリやってるけどマリンちゃんが満足そうだからいいかな。

うさぎの被毛遺伝子

先週泊まりに来てくれたピップくん。この写真は8月に来てくれた時一緒になったハッピーちゃんとのツーショットです。ハッピーちゃんのほうが2歳年上ですが2人は同じペットショップチェーンの出身。

私が勝手に「2人は姉弟!」と言っているだけなのですけどとてもよく似ています。

地方のブリーダーの元で違う年に生まれて、それぞれ面識のない飼い主さん達の家の子になった姉弟が、もしここでたまたま偶然出会えたのかもしれないと思うと興奮してしまうのです。

「姉弟」と仮定して。。ですが、ご両親はどんなうさぎさんたちなのかな?

うさぎの被毛の遺伝子の種類は10種類以上あり「c」アルビノ(白色・赤目)や「l」アンゴラ(長毛)、「d」ディルーション(毛色を薄くする)などが複雑に組み合わさって色を決めています。その中でパターン(模様)遺伝子(Aシリーズ)の表れやすさは アグーチ(A)> タン(at) > 単黒色(a)となっています。
「アグーチ」とは一本の毛が3色以上に色分けされている毛色(チェスナットやチンチラなど)、「タン」は背中側は濃い色で、目の周り・顎の下・腹が白くなっている毛色(マーチンやオター)を表しています。

記号 遺伝子名/遺伝子効果
A light belied agouti/灰色、腹側は白(アグーチ)
at black and tan/背は黒、腹は白(タン)
a non-agouti/単黒色
・・・以下略
町田修「新うさぎの品種大図鑑」より一部抜粋

私は遺伝子についての知識はないのですが、「a」は「潜性遺伝子」なので持っていても表れにくい遺伝子ってことですね。両親からそれぞれ「a」遺伝子をもらって「a-a」の組み合わせにならないと子供は黒単色になりません。
(最近、日本遺伝学会が遺伝子の表れやすさを「優性」→「顕性」、「劣性」→「潜性」と変えたようなので早速使ってみます^^)

もちろん両親ともに「a-a」遺伝子を持つ黒単色なら子供は全員黒単色なのでわかりやすいですが、ハッピーちゃん&ピップくんの場合、片親もしくは両親ともに「a」を持った違うカラーの子だった可能性もあります。この2匹からは両親の毛色の推測は難しい、というか無理ですね。
ピップくんはややシェイデッド(鼻・耳・手足・尻尾の色が濃いグラデーション)っぽいですがこれはまた別の遺伝子、恐らくE(Extention)シリーズの作用かな?と思います。


里親募集でお世話になっているイブさんの飼っている元保護うさぎクロちゃんは「ブラックシルバーマーチン」というタン系(at)のカラーなのですが、保護された後で産んだ6うさちゃんの内訳がチンチラ3匹・単黒色3匹と、全員が母親のクロちゃんとは違うカラーになっています。
単黒色を産んだのですからクロちゃんは「at-a」の組み合わせの遺伝子を持っているということになります。

ちなみにそのうちの1匹がうさの木に時々来てくれるリリーちゃん。
チンチラの被毛のアグーチ(A)はお父さん側から受け継いだのでしょうか。

リリーちゃんはお母さんのクロちゃんより体も大きいし、お父さんは体の大きいチンチラだったのかもしれません。

所長もアグーチのチンチラですし、野うさぎの毛色のチェスナットもアグーチ、大久野島のうさぎさんたちもアグーチが多いです。

どんな毛色で生まれるかは野生のうさぎにしてみれば命にかかわる重要なことですもんね。
こうした保護色っぽい茶系やグレー系のアグーチが顕性で現れるのは当然かもしれないです。

 

(色々書いてますが、私の調べた範囲の予想なので間違ってたらお教えくださいm(_ _)m)


それにしても被毛の遺伝だけでも複雑なのに、耳が垂れてるとかお尻が丸いとか温厚で懐っこいとか。。体格や性格や体質の遺伝子まで考慮して交配させているのだから、ブリーダーさんはきっと相当勉強していらっしゃるんでしょうねえ。

最近では帝王切開でしか出産できないブルドッグや、骨軟骨形成不全症のスコティッシュフォールドなど、「人間から見て望ましい」身体的な特徴を重んじた交配の結果、遺伝子疾患に苦しむペットが増えていることが問題になっています。要は奇形や病気なのだから治療したり心配するところであって、可愛い~なんて言って増やしちゃマズいのですね。

今回、うさぎの遺伝子について調べている中でも、純血のネザーランドドワーフ同士をかけ合わせると1/4の確率で「ピーナッツ」と呼ばれるたいへん小さな子が生まれて、数日で亡くなってしまうのだと知り、悲しくなりました。

人間でも昔はハプスブルグ家のように近親結婚を繰り返し、不正咬合や虚弱体質、知的障害を持った子供が続出した歴史があるようです。
今では人間の近親者同士の結婚は当然のように避けるのに、これが動物になると急に「血統の保持」とやらで近親交配が素晴らしいことのように扱われるのは謎です。

遺伝的な特徴を増幅させればプラス面もマイナス面も顕著になり、いつかその生物の「自然な状態」から離れて元に戻せなくなってしまうのでしょう。
みてくれ重視で作為的に産まれる不幸な動物達が今後増えませんように。

参考資料(HP)
町田修「新うさぎの品種大図鑑」
Nature Trail/Rabbit Genetics
ブルドッグwiki
スコティッシュフォールドwiki