10日の日曜日の夜に豆太くんの里親のT様から
「金曜日までは元気だったのに土曜日から食欲が落ちて、今日はペレットも食べなくなってしまい病院に行って洗浄と補液をしてもらってきた。もしこのまま食欲が戻らないようだったら火曜日に通院をお願いします。」
という内容のメールがありました。
今までも豆太くんの場合は緊急で通院をお願いされることも多かったし、今回は膿瘍が腫れてきたわけではないみたいなので、このまま回復してくれることを祈りつつ明日の夜にまた改めて連絡を下さるようお願いしました。
ところが翌日の月曜日の朝に早速T様からメール。
「その後もほとんど食べず、強制給餌をしてでてきたけど午後早退できそうであれば帰ります。」
そして夕方、T様が急いで病院に連れていったところ痛みのためか心臓に負荷がかかっているとのことでそのまま入院となりました。
すぐに酸素室に入り点滴を受けて血液の数値が回復するのを祈ったのですが、その後すぐに容態が急変し。。。夜の7時すぎに豆太くんは静かにお月様に帰ってしまいました。
土曜日にはまだ野菜は食べていたし、酸素室に入ったときもまだ歩き回っていたと聞いていたのに。
豆太くんは以前から先生に「やや心臓が肥大している」といわれていましたし今回の死因も膿瘍ではなく心不全だそうです。もちろん膿瘍が無関係ということはないでしょうが。。
長期の膿瘍治療や痛みのストレスが心臓に負担をかけて徐々に悪化させていたということなのでしょうか。
昨年8月に膿瘍発症してから約1年。
人間でいえば10年くらいの間、いつ治るかわからない病気と闘っていたのだから辛かったね、よく頑張って本当に偉かったね。
昨日の火曜日、保護主だったイブさんとT様宅へ伺い、豆太くんと最後のお別れをしてきました。
大阪の最初の預かり宅、うっとこのこさんからのお花とメッセージが届いていました。
おっとり豆太くん、最期までとても優しくて穏やかな顔で旅立っていきました。
大好きな野菜もこれからいっぱい食べられるね、お友達も一緒だから寂しくないよ。
まだ豆太くんの居場所がそのまま残っていてひょっこり出てきそう。
今度は健康体で、最初から幸せなお家のうさぎに生まれ変わろうね。
正直、昨年豆太くんが膿瘍を発症したときに里親捜しはかなり難しくなってしまったと思いました。
豆太くんのハンデを承知で里親を申し出て下さり、そして仕事の合間に通院やケアをしてたくさんの愛情を注いで下さったT様には感謝しかありません。
豆太くんにたくさんの幸せな時間を過ごさせて下さり本当にありがとうございました。